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2017年春期講習会先行レポート!

2017年春期講習会先行レポート!

みなさんこんにちは!マスターブログ係のりかべーです(^^)

桜も舞い散る春休み。
4月からの新学年・入学にドキドキワクワクの時期ですね。
なにかと準備で忙しい時期ですが、実は新学期始まる直前の今が他の子に追いつく・差をつけるチャンスですよ。
みんなががんばりはじめるその前に、春一番にスタートダッシュしましょう!

先日、3月25日、26日に毎年大好評のマスター春期特別講習会を実施してきました★
春は日帰りの2日間。新2年生、新3年生のみんなが集まって朝から晩までボリューム満点!
前学年の復習から新学年の先取りまで、みんなが苦手にしやすいポイントを中心に勉強してきました(^^)

まずはそんなみんな様子をブログで先行レポートしていきます!
写真&動画のレポートも4月に公開していきますのでお楽しみに★

1.ガイダンス・チャレンジテスト

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マスターの講習会はいつもチャレンジテストからはじまります。このテストで自分の弱点を再確認。先生たちもこのテストの結果をもとに、今後の指導にいかしていきます。

2.全体授業

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授業では前学年の復習と新学年の先取りを、マスター自慢の講師陣たちがみんなが苦手にしやすいポイントを中心に教えていきました。

3.個人授業

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授業を教えている講師の他に、数人のサポート講師が授業を巡回しており、手の止まっている子や質問のある子の元にすぐに助けにかけつけます。
授業でわからないことをわからないままにしない、二重のサポートがマスター講習会の魅力です。

4.ランチタイム

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授業で頑張った後はおいしいごはんでリフレッシュ!合宿の新しいお友達と仲良くなれる場でもあります。マスターの講師陣たちが会話を盛り上げるのでひとりで来た子も安心です。

5.修了テスト

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講習会の最後は修了テストで頑張った成果を試します。苦手だったところをしっかり自分のものにできたのか。鉛筆の走る音からもみんなの緊張が伝わりました。

6.解散式

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解散式では参加したみんなに修了証を、特に頑張った生徒には敢闘賞・優秀賞がおくられました。

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長いようで短かった2日間、本当にみんなよく頑張ったね!!
みんなの笑顔がスタッフ一同頑張る原動力です。
これからはじまる新しい学年、学校でもこの調子で頑張るんだよ(^^)
また次の講習会で会いましょう!

【第11回】春のお出かけで、子どもの「教科書アレルギー」を撃退!?

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第11回 春のお出かけで、子どもの「教科書アレルギー」を撃退!?

もうすっかり桜の季節ですね。
新学年になると、どっさり受け取る教科書の山――。皆さんは子どものころ、どんな想いで受け取られたでしょうか? ヤスコには、勉強ができる子とできない子の気持ち、両方わかりますよ。なぜなら、中学までは学年トップの優等生、高校では学年ワースト3というプロ級の(!?)落ちこぼれだったからです。

勉強が「できる子」と「苦手な子」の気持ちは、まさに180度違います。優等生時代に教科書が支給されたときは、「うれしい!」とその日のうちに1冊すべて読了していましたが、おバカ女子高生時代になると「開くのもウザい、マジで捨てたい……」という気持ちしかありませんでした(笑) まさに教科書アレルギーです。

でも、今になって思うんです。教科書の中に、「これ、知ってる!」と親しみを感じるものが点在していれば、もうちょっと違ったんじゃないかと。例えば数学なら「この原理は、実は3Dアニメの仕組みに利用されている」など、本人の「ワクワクの窓」とつながっていれば、少なくとも“わかりたいと思う気持ち”だけは持ち続けられたのではないでしょうか?

じゃあ、どうすればよいのでしょう? 教科書を身近なものに感じてもらう仕掛け、ちょっと考えてみましたよ。これはある意味、親だからこそ渡してあげられる子どもたちへのギフトかもしません。

■教科書の単元にピッタリな“お出かけスポット”へGO

ヤスコが提案したいのは、「教科書の単元にピッタリの“お出かけスポット”に行ってみる」ということです。次の学年の教科書をリサーチして、授業に関連する博物館やスポットに子どもと出かけてみてはいかがでしょうか? 春のレジャーも兼ねられますよ。

例えば、小5で「電流」を習うなら、電気を自分で作る体験コーナーやサイエンスショーもある「東芝未来科学館」(神奈川県川崎市)が面白そうです。ショッピングモール「ラゾーナ川崎」に併設されているので、家族の用事も済ませられて一石二鳥! 
中学生にも向いていそうなのが、お台場にある「RiSuPia(リスーピア)」。なんと遊びながらにして「理数の原理・法則」がわかるという夢のような科学館だとか。素数以外の数字を打ち返していくという対戦型の「素数ホッケー」なんて、ヤスコもやってみたい! しかもパナソニックセンター東京の中にあるので、最新の家電やカメラなどの体験もできます。

科学館には、身体をつかう体感型のものが多いので、「勉強」への抵抗がなく入っていけそうですね。

■国語なら「キャラ立ち文豪」を発掘!

また国語なら、作家のキャラクターが感じられる資料館など実際に訪れてみるのもおススメです。くだけて言えば「キャラ立ちしている芸人」を探す感覚ですかね。

例えば、学校図書という出版社の教科書(中1)には、森鴎外の『木精(こだま)』という短編小説が出てきます。これは、フランツという少年が成長してしまったことで、幼いころは聞こえていた木精(こだま)が聞こえなくなってしまう……という、ちょっと寂しいお話。ジブリの名作『魔女の宅急便』で、相棒の猫・ジジの言葉がわからなくなってしまった魔女見習い少女・キキのように、オトナになることのほろ苦さを描いた作品なんですね。

そんな作品を生み出した森鴎外の記念館も、東京都の文京区に。鴎外の文体からは「お堅い人」のイメージがありますが、館蔵品をのぞいてみると……。鴎外さんがお皿に描いたフクロウの絵がけっこうかわいい! 表参道のカフェに置いてあってもおかしくないレベル。イラストのセンスもあったんですね。なのに、自分が亡くなったときにはデスマスクもつくっていたりして、意外性の連続。鴎外さんって、意外とキャラが濃かったのかもしれません。

これはなかなか楽しい作業ですな。現在、何か趣味がほしいという方は、いっそのこと子どもたちの教科書をネタにして、一緒に学びなおすのもアリですよ。教科書ってまさに「世の中のモト」なので、雑談のネタにも使えます。初対面の方やお得意先との会話で場もほぐれますし、「オトナとしての品格」もアップするかも!

次の学年で使う教科書の単元は、インターネットでも調べられます。とは言え、忙しい毎日の中で教科書をひとつひとつ調べるのは大変ですよね。そんなときは――、はい! 我が家の家庭教師Sくんの出番です。Sくんならきっと、何かいいヒントをくれるはず。実は最近彼女ができたみたいで、近場のお出かけスポットを片っぱしから散策しているみたいなんですよ。はぁ~、若者にも春が来た……かぁ。
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【第1回】はじめまして、「ヤスコ」です
【第2回】オリンピックを境に「学校の授業」も変わる!?
【第3回】オリンピックを境に「学校の授業」も変わる!?(後編)
【第4回】東大を受験したロボットが、人間に勝てなかった「能力」って?
【第5回】東大を受験したロボットが、人間に勝てなかった「能力」って?(続編)
【第6回】一年のスタート、子どものやる気を引き出す「子ども手帳」はいかが?
【第7回】冬から増える「進路の悩み」への処方箋
【第8回】みんなの給食メニューを「民主主義」で決める!?
【第9回】学校授業、バージョンアップの詳細がついに明らかに!(前編)
【第10回】学校授業、バージョンアップの詳細がついに明らかに!(後編)
【第11回】春のお出かけで、子どもの「教科書アレルギー」を撃退!?
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【第10回】学校授業、バージョンアップの詳細がついに明らかに!(後編)

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第10回 学校授業、バージョンアップの詳細がついに明らかに!(後編)

みなさん、こんにちは!
今回は記念すべき10回目のコラム。せっかくなので「10」にちなんだ四字熟語を調べてみたら、驚くほどたくさんあるんですね! 中でも、「十全十美(じゅうぜんじゅうび)」という言葉は、「不十分な部分がなく、完全である」という意味だそうで、つい叶姉妹のような美のサイボーグを思い浮かべてしまいました。「十全十美!」なんて叫びながら、特注のジムでトレーニングしていたりして……。

四字熟語で妄想しちゃうなんて、やっぱり春が近づいているせい? みなさんはいかがお過ごしですか?

さて、気を取り直して――

先月に公開された「学習指導要綱改定案」のお話、後編です。おさらいをすると、東京オリンピック開催の2020年を皮切りにアップデートされる学校の教育方針のことでしたね。2月15日付の新聞には、小中学校ともに教科ごとの変更点が具体的に示されています。「でも細かい変更点なんて、実際に変わったときに見ればいいでしょ?」と思うかもしれませんが、それはもったいない!

実はコレ、「自分の子ども時代」と比べてみるだけでも結構面白いんですよ。だって……

■「聖徳太子」が日本史の舞台から消え去る!

なんてことが書かれているんですから。「お札に描かれる人」の常連でもあり、日本初の法律をつくったとされる歴史的スーパースターが教科書からいなくなるなんて!? いったい何があったのでしょう。まさか1400年の時を経て、不祥事発覚とか??

いえいえ、もちろん違います。

正確には、教科書から「聖徳太子」という呼び名がなくなる、ということです。説明によると、彼の本名は「厩戸王(うまやどのおう)」で、聖徳太子という称号は亡くなってから付けられたのだそう。ただし、今までの伝記やマンガなど、子どもたちがふれる書籍には古い呼び名が残っているので、しばらくは混乱を避けるために教科書では「厩戸王(聖徳太子)」または「聖徳太子(厩戸王)」と表記されるとか。

すぐに消えてしまうわけではないのですね。

でも、近い将来、複数の人から話しかけられたときに「聖徳太子じゃあるまいし!」というツッコミは通じなくなるかもしれないですね。「うまやどのおうじじゃあるまいし……」って、なんだか語呂が悪くて間違いなく噛みますね(笑)

同じ社会のカテゴリでは、「鎖国」という言葉もなくなります。江戸時代に外国との貿易や交通を絶っていたという意味で使われる「鎖国」ですが、同じ時代、長崎ではオランダや中国との交易がありました。また、松前(北海道)や薩摩(鹿児島)でも貿易が行われていたので、完全に閉ざしていたわけではなかったんですね。ゆえに「鎖国」ではない、という判断となりました。今風に言えば「グレーゾーン鎖国」「ゆる鎖国」という感じでしょうか。

領土問題や戦争の責任問題もそうですが、歴史の認識は、教科書を使う世代によって刻々と変わっていくのだなぁと感じずにはいられませんでした。「今、あの話って学校でどう教わっているの?」と子どもに聞いてみるのもたまには必要かもしれませんね。

■家庭科は「出汁」をフィーチャー、理科では「災害対策」も追加

ふと、家庭科の欄を見ると、小中学校ともに「(和食の基本としての)出汁を教える」との記載が。なぜわざわざ特記してあるのだろうーーと思ったら、そう! 2013年の12月、日本人の伝統的な食文化として「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されていましたね。

ユネスコ登録を知らせる農林水産省のホームページを引用すると <一汁三菜を基本とする日本の食事スタイルは理想的な栄養バランスと言われています。また、「うま味」を上手に使うことによって動物性油脂の少ない食生活を実現しており、日本人の長寿や肥満防止に役立っています。>とのこと。

最近では食生活も便利になり、自分で出汁をとる家庭が減っています。これを機に、和食の文化を再び定着させたいということなんでしょうね。ヤスコも賛成! ぜひ丁寧に授業をしてほしいものです。もちろん家でも楽しく復習して、ついでにパパにも教えてあげてほしいぐらいです。(私が教えるとケンカが勃発しかねませんが、娘が教えるなら絶対おとなしく従うはず!)

理科では、小中学校ともに自然災害の基礎を充実させています。小4では、雨水が低い場所に流れることに関連させて自然災害にふれたり、中1では津波発生の仕組み、身近な地形や地層など。どれもいざというときに身を守ってくれる大切な知識ですね。

このほかも、中学の美術では知的財産権や肖像権、国語では電子メールについても扱っていて、「えー、やっぱりイマはこんなことも習うのね」ということばかり。ジェネレーションギャップという点でも面白いので、是非2月15日付の新聞をチェックしてみてください。新聞を取っていないお宅でも、図書館なら無料でバックナンバーが見られますよ!
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【第10回】学校授業、バージョンアップの詳細がついに明らかに!(後編)
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