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【第39回】雑学や人生哲学がつまった10分! オトナが見てもためになるYouTubeのイマドキ学習動画

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【第39回】雑学や人生哲学がつまった10分! オトナが見てもためになるYouTubeのイマドキ学習動画

みなさん、こんにちは! 夜中になると、インターネットの「おもしろ動画」パトロールがやめられない、万年寝不足のヤスコです。

ゴールデンウイークから梅雨前までは、気候もさわやかで絶好のお出かけシーズン。みなさんは、どこかに行かれましたか? ヤスコは、仕事の合間をぬって野鳥の写真を撮ったり、美術館に行ったりしましたが、その中で……「オトナの遊びに絶対必要なモノ」の存在に気づいてしまったんです。

はい、発表しますよ。

それは、「学校の授業で教わった知識」です。え、ふつう? でもすごく大事なんですよ。たとえば、旅先でおいしいご当地グルメを食べて感動したとしますよね。そこで「地理」や「日本史」の基礎知識がちょっとでもあると、「どうしてこの土地でコレが生まれたのか」という理由をなんどなく推測できたりするわけです。これはただパンフレットの説明を鵜呑みにするだけでは味わえない醍醐味ですね。

ちなみに、映画やドラマ、アニメには、こっそり「歴史上の出来事」がパロディとして盛り込まれていることもありますよね。知らなくても楽しめるけど「知っていれば2倍楽しい」状態になれるというわけです。

博学の知人を見る度に、ヤスコもうらやましくなります。いいなー、でも学生時代にひぃひぃ頑張って頭につめ込んだ記憶は、すでに忘却の彼方……。

ああ、もう一度、中学生からやり直したい!(笑)

そんな中、カンタンに学生時代をやり直せる方法を見つけました。

■動画サイトYoutubeで、プレイバック学生時代

実は、YouTubeなどの動画共有サイトの中には、中学高校で習う知識をカンタンに解説してくれるコンテンツがたくさんあるのです。しかも、教科書の単元ごとに10分程度で区切ってあるものが多く、忙しいオトナが短い時間でざっくり見るのにぴったりです。

「でも、やっぱり子ども向けでしょ? 面白くないと見続けられないわ」という方には、こんな動画もおススメです。

たとえば、「WEB玉塾」
ゆるキャラの「玉先生」が解説するアニメーションなのですが、声はボイスチェンジャーを使ったちょっとシニカルな感じの関西弁。ブラックジョークもばんばん飛び交います。中高生の視聴者はおろか、オトナの隠れファンも多そうです。

専門用語の多い「生物」や「英文法」などでも、教科書のような固い言葉は一切使わず、わたしたちの普段の生活に当てはめて解説してくれるので、ポイントをばっちりおさえられるのです。

特に、おすすめポイントとしては、解説の合い間に挟み込まれる先生の人生哲学

最近ヤスコがココロを動かされたのは、こんなお話。以下は「生物」で「生命の危機」という単元で玉先生が語ったことの要約です。

生物の世界では、強くて能力が高い「勝ったヤツ」が生き残るんじゃなくて、「負けたヤツ」が絶滅するんや。人間も、特別に優秀でなくたって無謀な戦いをしなければ生きのびられる。勝つこと(成功すること)も大事やけど、負けたとき(失敗したとき)、それでも諦めんとその場をどうにかする「しぶとさ」のほうが大事なんや

うう、社会に出たら身に染みるテーマですよね。勉強で大事なのは「知識の詰め込み」ではなく「それを自分の生きる知恵としてどう取り込んでいくか」ということを改めて教えてくれました。

また、別のジャンルでは、アニメ好きさんに大人気のボーカロイド(機械音声)も、学習用の替え歌に進出していますよね。「ボカロで覚える中学英単語/数学」「ボカロで覚える中学歴史/理科」で商品化されていますが、『縄文炸裂ガール(旧石器~古墳時代)』など一部の曲はYoutubeで無料視聴できます。

映像のアートワークもかっこいいのに、学習カ所の「大まかなポイントや流れ」が感覚的につかめるので「勉強アレルギー」のお子さんにもピッタリ。「とりあえずのとっかかり」として触れるのにもよさそうです。

オトナも子ども楽しめる学習動画は、探せば結構掘り出せます。無料のサイトながら活用方法は無限大。ぜひあなたの「マイフェイバリット」を見つけてみてくださいね!

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【第38回】アプリやSNSみたいな機能!? 「アクティブ・ラーニング」の実践現場をのぞいてみよう

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【第38回】アプリやSNSみたいな機能!?
「アクティブ・ラーニング」の実践現場をのぞいてみよう

みなさん、こんにちは!
北朝鮮と韓国の「終戦宣言」に、思わず感動してしまったヤスコです。
ニュースでは、仲良く手をつないで軍事境界線を越えるシーンが印象的でしたよね。
まさに「史上最大の仲直り」。正式な宣言はもう少し先になりそうですが、「新しい時代の到来」を感じさせる一幕でした。

新しい時代といえば、子どもの教育現場でも「アクティブ・ラーニング」やパソコンなどをつかった情報通信技術「ICT」を実践している学校がだんだんと目立ってきました。「ICT」とは、英語でInformation and Communication Technologyの略らしいのですが、ムズカシイことを考えるとムキーッと発狂してしまうヤスコは、「IT」の進化系だとざっくり理解しています(笑) もともと海外では「IT」より「ICT」という呼び方のほうが一般的だったみたいですよ。

では、もうすぐ子どもたちが出合う「未来型の授業」では、具体的にどんなことが行われているのでしょうか? 2つの実例をのぞいてみましょう。

■Google社の「Chromebook」が小学校で大活躍

NTT西日本が運営するWebサイト『チェネッタ』で取り上げられていたのは、京都市にある「京都聖母学院小学校」。

この学校では、Google社が提供している「Chromebook」というノートパソコンを導入しているそうです。Chromebookには、あらかじめChrome のブラウザがインストールされており、基本的にそのブラウザしか使えません。たとえば、書類をつくるときもWordなどソフトはインストールせず、Googleが無償で提供するWeb上のアプリなどを使うのです。

余計なソフトやデータを持たない分、電源をオンにしてからの起動がとても速い! 10秒以内で使えるようになるので、授業開始のストレスもありません。アプリのセキュリティもWebで自動アップデートされるので、メンテナンス漏れの心配からも解放されます。

 また、すべての作業データは、オンライン上の保管庫「Googleドライブ」に保存されます。これにより、生徒の作業データを教師が見て添削したり、生徒同士がお互いのデータを見比べることが、とてもカンタンに行えるのです。もちろん無線LANの環境は整備されているので、通信もスムーズ。

 こんな便利なデバイスを使って行われる授業とは、いったいどんなものなのか?行われているのか。『チェネッタ』では、高学年の「国語」が紹介されていました。

授業のテーマは「1枚の写真から想像力を広げる」というもの。先生がスライドに用意した桜の写真を”手がかり”に、8分間で「人物」「場所」「時間」「気持ち」の4つの設定について好きなように書き、ひとつの物語に仕立てるという、発想と、それらを組み立てる思考力が求められる授業です。
 
 グループで話し合いながらストーリーをつくる作業なので、模造紙や紙のノートを使うより「書き換え」や「組み替え」が簡単です。また、完成したストーリーは、教室前方の大きな画面に映し出して発表するのですが、データが共有されているのですぐに画面に表示されます。これにより「話し合いの興奮や熱気」をそのままにプレゼンができるのではないでしょうか。

 この例からもわかるように、パソコンやネット環境はあくまで「自主的な学び」を育む道具であって、決して「パソコンの使い方を覚える」とか「プログラマーになる訓練」という
一面的なものではないんですね。

■リアルタイムで海外からコメントがつく、SNS的アクティブ・ラーニング

 また、東京都三鷹市にある「MEL School」という英語学校でもユニークな取り組みが。生徒たちが授業でプレゼンした内容に、同じクラスの友だちや海外の生徒から「オンラインでコメントがつく」のです。ちょっとSNS的で楽しそうですよね。

 たとえば、パソコンのアプリや先生のアドバイスを受けながら「わたしの趣味」というテーマで作文し、授業中に発表します。その文章はオンラインに残るので、海外の生徒からも「ぼくもサッカーが好きで〇〇というチームを応援しているんだよ」とか「君はどこのチームが好き?」というようなコメントがついて、英語のラリーが行われるという仕組みです。

 まさに「教室の壁」や「国境の壁」を感じさせない、広がりのある授業です。

 パソコンやスマホの使用については、「視力の低下が心配」「姿勢が悪くなるのでは」と心配の声もありますが、現在は多くのメーカーから「身体の負担を減らす」パソコンデスクやイスなどが開発されています。「ICT」が浸透する中で、教室内の学習環境もアップデートされていくことをヤスコは期待していますよ!

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◇◆5月分マスター模試案内◇◆

模試案内

◇◆5月分マスター模試案内◇◆

待ちに待ったゴールデンウィーク!
友達と遊んだり、家族で旅行に行ったりと色々な予定が楽しみですね!
しかし…
ゴールデンウィーク明けにはテストが待っています。

ゴールデンウィークは「自分の勉強・弱点克服」に取り組める貴重な時間でもあります!
お休み中にしっかり勉強しておきましょう!

さて、毎回大好評いただいております、マスター模試の本年度第2弾は
中学1~3年生:国数英理社の教科
になってます。

☆マスター在宅模試のポイント☆
●1日1教科ずつ、3教科を1日でまとめて…など、受験スタイルは自由♪
●偏差値、志望校、合格可能校の判定が可能。進路の指針にピッタリ☆
●家でリラックスして受けられる

☆部活で忙しいあなたにも
☆ちょっと勉強が苦手というあなたにも

受験しやすくなっています☆

在宅模試の流れ
簡単5ステップ
1.お申込
2.受験料のお振込
3.ご自宅に問題用紙と解答用紙が届く
4.問題を解き、解答用紙を5月末までにマスターに郵送
5.6月中に個人成績表・設問分析表をおうちへお届け

マスター模試を受験すると、
個人成績表・設問分析表がおうちに届きます♪
(画像は中学生用見本です)

*個人成績表
個人成績表

*設問分析表
設問分析表

*今回の範囲はコチラです。

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