日別アーカイブ: 2018年5月22日

【第39回】雑学や人生哲学がつまった10分! オトナが見てもためになるYouTubeのイマドキ学習動画

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【第39回】雑学や人生哲学がつまった10分! オトナが見てもためになるYouTubeのイマドキ学習動画

みなさん、こんにちは! 夜中になると、インターネットの「おもしろ動画」パトロールがやめられない、万年寝不足のヤスコです。

ゴールデンウイークから梅雨前までは、気候もさわやかで絶好のお出かけシーズン。みなさんは、どこかに行かれましたか? ヤスコは、仕事の合間をぬって野鳥の写真を撮ったり、美術館に行ったりしましたが、その中で……「オトナの遊びに絶対必要なモノ」の存在に気づいてしまったんです。

はい、発表しますよ。

それは、「学校の授業で教わった知識」です。え、ふつう? でもすごく大事なんですよ。たとえば、旅先でおいしいご当地グルメを食べて感動したとしますよね。そこで「地理」や「日本史」の基礎知識がちょっとでもあると、「どうしてこの土地でコレが生まれたのか」という理由をなんどなく推測できたりするわけです。これはただパンフレットの説明を鵜呑みにするだけでは味わえない醍醐味ですね。

ちなみに、映画やドラマ、アニメには、こっそり「歴史上の出来事」がパロディとして盛り込まれていることもありますよね。知らなくても楽しめるけど「知っていれば2倍楽しい」状態になれるというわけです。

博学の知人を見る度に、ヤスコもうらやましくなります。いいなー、でも学生時代にひぃひぃ頑張って頭につめ込んだ記憶は、すでに忘却の彼方……。

ああ、もう一度、中学生からやり直したい!(笑)

そんな中、カンタンに学生時代をやり直せる方法を見つけました。

■動画サイトYoutubeで、プレイバック学生時代

実は、YouTubeなどの動画共有サイトの中には、中学高校で習う知識をカンタンに解説してくれるコンテンツがたくさんあるのです。しかも、教科書の単元ごとに10分程度で区切ってあるものが多く、忙しいオトナが短い時間でざっくり見るのにぴったりです。

「でも、やっぱり子ども向けでしょ? 面白くないと見続けられないわ」という方には、こんな動画もおススメです。

たとえば、「WEB玉塾」
ゆるキャラの「玉先生」が解説するアニメーションなのですが、声はボイスチェンジャーを使ったちょっとシニカルな感じの関西弁。ブラックジョークもばんばん飛び交います。中高生の視聴者はおろか、オトナの隠れファンも多そうです。

専門用語の多い「生物」や「英文法」などでも、教科書のような固い言葉は一切使わず、わたしたちの普段の生活に当てはめて解説してくれるので、ポイントをばっちりおさえられるのです。

特に、おすすめポイントとしては、解説の合い間に挟み込まれる先生の人生哲学

最近ヤスコがココロを動かされたのは、こんなお話。以下は「生物」で「生命の危機」という単元で玉先生が語ったことの要約です。

生物の世界では、強くて能力が高い「勝ったヤツ」が生き残るんじゃなくて、「負けたヤツ」が絶滅するんや。人間も、特別に優秀でなくたって無謀な戦いをしなければ生きのびられる。勝つこと(成功すること)も大事やけど、負けたとき(失敗したとき)、それでも諦めんとその場をどうにかする「しぶとさ」のほうが大事なんや

うう、社会に出たら身に染みるテーマですよね。勉強で大事なのは「知識の詰め込み」ではなく「それを自分の生きる知恵としてどう取り込んでいくか」ということを改めて教えてくれました。

また、別のジャンルでは、アニメ好きさんに大人気のボーカロイド(機械音声)も、学習用の替え歌に進出していますよね。「ボカロで覚える中学英単語/数学」「ボカロで覚える中学歴史/理科」で商品化されていますが、『縄文炸裂ガール(旧石器~古墳時代)』など一部の曲はYoutubeで無料視聴できます。

映像のアートワークもかっこいいのに、学習カ所の「大まかなポイントや流れ」が感覚的につかめるので「勉強アレルギー」のお子さんにもピッタリ。「とりあえずのとっかかり」として触れるのにもよさそうです。

オトナも子ども楽しめる学習動画は、探せば結構掘り出せます。無料のサイトながら活用方法は無限大。ぜひあなたの「マイフェイバリット」を見つけてみてくださいね!

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