みなさん、こんにちは!
ひさびさの行楽ムード満点のGW、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
お出かけ……といえば、受験生にとっては「オープンスクール」に行ってみるのも立派なお仕事。え、かなりこじつけですって?
いえいえ、これは今の時期からとても大事なことなんです(きりっ)
学校見学やオープンスクールは、夏休みがピークというイメージがありますが、早いところでは5、6月から始まっています。実はこれ、早く行けば行くほど受験に有利なんです。
現役高校生が入学前に参考にしたトップに
そもそもオープンスクールとは、文字通り「学校公開」のこと。
校舎内を見学して入試の説明を受けたり、在校生や部活動の雰囲気を肌で感じることもできます。学校によって「学校説明会」や「学校見学会」と呼んでいるところもありますが、現地を見て、説明を受けられるという点では同じだと考えていいでしょう。
学生服メーカーの「カンコー」が2021年に全国の高校生男女1099人に行った調査では、入学前の情報はこれら「学校説明会・オープンスクール」で手に入れたという生徒が53.8%と最も多かったのです。
このネット社会においても、「高校のホームページ」(50.6%)を上回り、さらにネットニュースやSNSを足しあげた17.5%よりもダントツに高い数値。
つまり、高校の現地から得られる情報はとっても多いということなんですね。
「この学校に通いたい!」と思えたら勝ち
オープンスクールは受験に有利と聞くと「高校側からの印象が良くなるの?」と考える人もいらっしゃると思いますが、もっと大事なことがあります。
それは「この学校に通いたい」と受験生本人のやる気がぐっとアップするということです。
先ほどの調べでは、高校選びで知りたい情報で多かったものとして、「通学方法や時間」や「進路(進学・就職)実績」はもちろんのこと、根強かったのは「学校生活や在校生の雰囲気」(47.6%)、「授業内容や学校行事」(43.9%)、「部活やクラブ活動」(43.2%)、「教育方針・校風」(42.7%)など、どんなスクールライフが送れるのかということ。
オープンスクールに行ってみたら部活の先輩が楽しそうだった、先生の雰囲気や話す内容に共感できた、制服がかわいい、校舎がきれいなど、「自分もここで高校生活を送ってみたい」と思えたら、自然と勉強にも身が入ります。
それは未来の具体的な自分の姿が想像できるからです。
どんな射撃の名手でも、的がちゃんと見えなければ狙ったところに当たらない。
それと似ています。
スタートダッシュが早ければ、学力の壁も越えられる
志望校は受験シーズン後半になればなるほど、現実の実力に合わせて絞り込まなくてはならなくなります。厳しい現実ですが、平たく言うと偏差値を落とすということですね。
しかし、早い時期であればまだ夢を描けます。
今の学力では難しそうなランクの学校でも、準備期間が長ければ充分学力を上げることは可能だからです。
オープンスクールは事前予約制のところも多いので、ぜひ今すぐチェックしてみてくださいね。
マスター本部でも、みなさんから志望校相談をお待ちしています!
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