【第3回】オリンピックを境に「学校の授業」も変わる!?(続編)

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第3回 オリンピックを境に「学校の授業」も変わる!?(続編)

みなさんこんにちは! ヤスコママです。

今日は前回の続きです。東京オリンピック開催の2020年以降、小・中・高校の授業が変わるかもしれないというお話でしたね(忘れちゃった!という方はこちらをCHECK!)。

では早速、「具体的にどう変わるの?」というポイントをそれぞれ見ていきましょう!あなたのお子さんが当てはまるのは、どこですか??

■小学生=英語がスタートする学年が前倒しに!(2020年度以降 改訂予定)

いろいろありますが、一番大きく変化するのは「英語」です。
今までも「必修科目」として英語を習ってきた5、6年生ですが、2020年度以降はそれが国語や社会と同じ「正式教科」として格上げされるようです。

実は、これは大きな意味をもちます。なぜならば、格上げによって他の教科のようにきちんとした教科書ができ、テストが設けられ、通知表に数字として成績がつくようになるからです(キャー)。さらに、中学受験をする場合は、英語の教科がまた1つ増えるということにも!(ギャー!!)

で、今までの5、6年生が受けてきた「必修」としての英語は3年生からスタート。前回のコラムでもお話した「グローバルな人材を育てる」というのが教育の急務になっているのですね。先生方も大変だとは思いますが、子どもたちが興味を持てる「楽しい授業」を期待していますよ!

■中学生=部活動のあり方が見直されるかも!?(2021年度以降 改訂予定)

中学生は、今のところ小学生ほどの大きな変化はありません。
ただし、今年8月1日に公表された国の資料を読むと、「部活動のあり方を見直そう」という動きがあるようです。

少子化により、部活動に必要な生徒数の維持が難しい学校が増えるなど、状況が変わってきているのですね。また、顧問の先生の負担軽減も目標に入っているとか。単に「強ければいい」「入賞すればいい」ではなくて、きちんと休養も取りながら、助け合う力や問題解決力などの人間性も育んでいこうという方向になっていくのかもしれません。

■高校生=“18歳から選挙権”を受けた必修科目「公共」が誕生!(2022年度以降 改訂予定)

選挙権の年齢が「18歳以上」に引き下げられたことに対応できるよう、「公共(※)」という必修科目が新設されるそうです。まぁ確かに何の知識もなく、「イケメンだから」とか「テレビに出てるから」なんていう理由で、選挙で投票するのでは怖すぎますもんねぇ。

他にも、国語の教科が新たに組み替えられたり、世界史と日本史が合体して俯瞰的に理解するための科目「歴史総合」ができたり――。ヤスコの勝手な印象ですが、学習の目的意識が明確になった科目構成は、どことなく大学のカリキュラムを連想させますね。

* * * 

ふう~っ。駆け足でちょっとムズカシイ話が続きましたが、みなさん大丈夫ですか?? とっても大事な話だけど、ヤスコは……ちょっと頭がクラクラ(笑)

次回はちょっと面白そうなネタでも仕入れて、みなさんと楽しみたいと思いまーす。
ではでは、ごきげんよう!

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【第1回】はじめまして、「ヤスコ」です
【第2回】オリンピックを境に「学校の授業」も変わる!?
【第3回】オリンピックを境に「学校の授業」も変わる!?(続編)

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