高校受験の面接について|超カンタン!丸わかりガイド
公開日:2024年4月18日
高校受験の面接とは?
高校受験の面接の概要
高校受験は、大きく「一般入試」と「推薦入試」に分かれます。推薦入試では、ほとんどの高校が「面接」を行います。一般入試でも面接を行う学校が増えており、受験科目に面接が含まれるケースが増えています。
この傾向から、高校側が生徒の人間性や個性をより重視する傾向にあると言えます。
面接が実施される理由
近年の高校受験全般において、生徒の思考力、判断力、表現力が重視される傾向にあります。
高校側は、ペーパーテストでは測れない「人間性」や「個性」を評価する手段として、面接試験を導入しています。
面接は、受験生自身の個性や強みを高校側にアピールする機会であり、同時に、高校側としては自校の校風や教育方針に適合する生徒を見極める手段でもあります。
面接の種類
高校受験で実施される面接は、個人面接、集団面接、グループ討論の3つのタイプがあります。どのタイプを実施するかは高校ごとに異なります。
個人面接
個人面接は1名あたり10分程度で行われます。1〜4名の面接官を前にして、対面式での面接が行われます。
個人面接では、答える内容だけではなく、生徒の人柄や考え方、コミュニケーション能力なども見られています。
集団面接
集団面接は3〜5名程度のグループで行われます。時間は1名あたり10分程度が目安になりますので、参加する人数によって面接時間は変わります。面接官は1〜3名になることが多く、学校によってまちまちです。
一つの質問に対して順番に答えていく場合と、指名された人や挙手をした人からランダムに答えていく場合があります。
集団討論(グループ討論)
集団討論は推薦入試で実施されることが多く、5〜6名程度のグループに分かれ、与えられたテーマについて30分程度の話し合いを行います。面接官は1〜3名になることが多く、司会をすることはありますが討論自体には参加しません。
テーマについては、学校生活に関わることから時事問題・社会問題まで幅広く扱われます。
面接の配点比率
面接試験の配点比率は受験する方法や高校によって異なりますが、一般的には全体の20〜25%程度になることが多いです。(例:一般的な推薦入試⇒内申点50%:作文25%:面接25%)
面接試験でどの程度の差をつけるかは高校によって判断が大きく分かれます。
余程のことがなければ10点程度の点差しかつけない学校もあれば、50点以上の大きな点差をつける学校もありますので、受験する際には事前の確認をしておきましょう。
面接官の評価ポイント|5つの注目点
高校受験の面接において、面接官はどのような点に注目しているのでしょう?
面接試験を突破するためには最重要ポイントと言っても過言ではないので、詳しく解説していきましょう。
1. 高校の求める人物像かどうか?
各高校では、必ず「どのような生徒を受け入れたいか」をホームページなどで公表しています。これは、学業の成績だけでなく、スポーツや文化活動での実績、入学後の考え方や行動などについて、求める生徒像や期待する姿を示すものです。これを「アドミッションポリシー」といいます。
面接官は、自校の特色や教育方針に適合する生徒を確保したいと考えており、そのために面接を実施しています。
つまり、受験する高校のアドミッションポリシーに合致しているかどうかは、面接において重要な評価ポイントとなります。
参照:大阪府教育委員会「大阪府公立高等学校等アドミッションポリシー(求める生徒像)並びに学力検査問題の種類並びに学力検査の成績及び調査書の評定にかける倍率のタイプ」
2. 入学意欲の高さ
「この高校に入りたい!」という意欲や熱意が高ければ高いほど、面接官に対して好印象となります。
同じ高校を受験している以上、周りの受験生も「この高校に入りたい!」という気持ちは同じなので、差がつきにくい部分ではありますが、自身の意欲や熱意はしっかり伝えるようにしましょう。
また、面接官は入学への意欲を確認するだけでなく、「何故、この高校を選んだのか?」や「入学したら何をしたいのか?」という具体的な理由を通して、「入学意欲の本気度」を見極めています。
その具体的な理由が、先述したアドミッションポリシーに適合しているかどうかも評価ポイントとして重要です。
3. 誠実さや礼儀正しさ
各高校では、求める生徒像や期待する生徒の姿を示していますが、「誠実さ・礼儀正しさ」は、当然のように求められる要素です。
この点において、面接官は「面接時の態度やマナー」にしっかり注目しています。
面接では特別なことをしなくても、中学生らしく明朗快活に受け答えができれば大丈夫なのですが、間違っても失礼な態度や誠実さに欠ける行動(遅刻など)には注意しましょう。
また、質問に対して「嘘を言う」ことは、最も誠実さに欠ける行為なので、面接官の評価を大きく下げることになります。
4. 自己表現力や適切な言葉遣い
面接官は、受験生が自分の考えをどれだけ明確に説明できるかを見ています。
例えば、興味や趣味、将来の夢などを聞かれた時は、事例や経験を交えて具体的に話すことが重要なのですが、自己表現力が高いと、より印象深く面接官に伝えることができ、良い評価につながりやすくなります。
また、適切な言葉遣いは、社会でのコミュニケーション能力を示す重要な要素です。敬語や丁寧な言葉遣いをすることで、「他者との関わり方」「社会でのマナー」を理解していることが面接官に伝わります。
5. 論理的な思考力
面接では、受験生が論理的に問題を分析し、自分の考えを明確に説明できるかどうかを評価しています。
自分の考えや主張を述べる際には、抽象的な意見ではなく、過去の経験や身近な出来事を例に用いて、説得力を高めることが重要です。
また、自分の主張に反対する意見があった場合には、それを尊重し、話し合いを通じて相手の立場を深く理解していく姿勢も求められます。
つまり、回答する内容だけではなく、会話を通じて伝わる「論理的な思考」も面接官の評価ポイントになります。
高校受験の面接のマナー|6つのポイント
1. 服装・髪型のマナー
面接では一般的に制服を着用しますが、着崩していたり、汚れていたりすると、面接官の第一印象を損ねてしまいます。
服装で気をつけること |
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・制服にシワや汚れがないか? |
・ネクタイやリボンが曲がっていないか? |
・ボタンやホックはとめているか? |
・スカートやズボンの丈が短すぎないか?(長すぎないか?) |
・靴が汚れていないか? |
髪型等で気をつけること |
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・寝癖を整え、清潔感のある髪型にする |
・前髪は目にかからないようにする |
・髪色を変えない、パーマをかけない |
・ピアス・マニキュア・化粧をしない |
いずれの項目も、面接試験においては常識の範囲の条件です。きちんとした身なりであれば、面接官に対しても自己管理ができているという印象になります。
2. 入室時のマナー
自分の名前を呼ばれたら、面接室のドアを軽くノックしてから、「失礼します!」と元気よく声をかけて入室しましょう。
入室後も丁寧な挨拶を心がけましょう。例えば、「失礼します」と声をかけた後、面接官に向かって一礼すると良いでしょう。この挨拶により、面接官への敬意と礼儀がしっかり伝わります。
また、ドアを閉める時も大きな音が鳴らないように注意しましょう。
3. 着席時のマナー
入室後、椅子の横に立ち「受験番号・中学校名・氏名」を名乗り、「よろしくお願いします!」と挨拶しましょう。
いきなり座るのではなく、面接官から「おかけください」と言われてから着席します。着席する際も、再度「失礼します」と声をかけるようにしましょう。
席に着いたら、ゆっくりと背筋を伸ばし姿勢を正します。落ち着いた態度を面接官に示すことで、自信や誠実感をアピールすることができます。
4. 言葉遣いのマナー
言葉遣いは丁寧で明確にしましょう。面接では敬語を使うことが絶対条件です。
中学生らしく明朗快活に話すことを心掛けましょう。
声の大きさは面接官との距離に合わせて調整し、聞き取りやすいよう丁寧に話すことが大切です。
言葉遣いで気をつけること |
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・自分のことは「わたし」と表現する |
・受験する高校のことを「御校」と表現する |
・語尾を伸ばして話さない |
・「超●●」「めっちゃ●●」「〜じゃん」「~的な」「まじ〜」などの友達言葉はNG |
受験する高校を指す言葉として、志望理由書などで記述する時は「貴校」を使い、面接などの会話では「御校」を使います。
言葉遣いは、受験生の「人間性」を印象づけます。正確な敬語を使い、丁寧に話すことを心掛けましょう。
5. 態度のマナー
面接中は相手の目をしっかりと見て話すことが大切です。目を見て話すことで、自信や誠実さをアピールすることができます。
周りをキョロキョロ見ながら話したり、面接官の顔を見ずに話したりすると、落ち着きのない印象や失礼な印象を与えてしまいます。
当然のことですが、面接中に不機嫌になってしまったり、面接官に対する反抗的な態度や失礼な言動はもっての外です。常に落ち着いて、礼儀正しい態度で対応しましょう。
面接中は緊張するかもしれませんが、途中で深呼吸をしてリラックスすることも場合によっては必要です。
6. 退室時のマナー
面接が終了したら、丁寧に挨拶をしてから退室します。
まず、椅子の横に立ち「本日はありがとうございました」と一礼します。ドアの前に向かい、再度面接官の方を向いて「失礼します」と一礼し、静かに退室するようにしましょう。面接官に対して感謝の意を示すとともに、礼儀正しい態度を保ちましょう。退室する際にも、笑顔で元気よく挨拶することで好印象を残すことができます。
高校受験の面接対策|5つの対策方法
中学生は、高校受験での面接が初めてという方が多いと思います。学校の授業では習わない分野なので、独自の対策と練習が必要となります。
そこで、面接力を上達させるための具体的な対策をいくつかご紹介します。
1. たくさんの練習をする
面接力を上げるためには、とにかく「沢山の練習を積む」ことが重要です。
やればやるだけ自信もつきますし、所作や話し方も板についてきます。
ただ、自分で自分を面接する訳にもいかないので、良し悪しの判断が難しい側面もあります。効果的な練習法をいくつかご紹介してみますので、是非参考にしてみてください。
先生や家族に協力してもらう
面接の練習では、まず身近な人に協力を求めましょう。
家族や友人、または担任の先生などに面接官役を演じてもらい、実際の面接のような雰囲気を作り出します。
最初は恥ずかしく感じてしまうこともありますが、やっていく中で慣れてくるので大丈夫です。むしろ、慣れるまで模擬面接を繰り返すくらいがちょうど良いです。
また、自分で考えてきた回答をあらかじめ相手に渡しておくとスムーズです。
回答内容について、第三者の客観的な意見を聞き、添削と修正を繰り返して完成形に近づけていきましょう。
時間を計って練習する
面接の時間は限られていますので、練習の際にも時間を意識しましょう。
面接での自分の持ち時間は10分程度です。無駄な部分は省き、簡潔に伝わるように文章構成を練り上げていきましょう。
自分の話すスピードや内容を把握するために、タイマーを使って練習することが役立ちます。まとまりのない話を長々と話すことは、面接での評価を下げてしまいます。制限時間内に、焦らず落ち着いて話せるように練習しましょう。
鏡を見ながら練習
鏡を見ながら自分の表情や身振り、姿勢を確認することも効果的な練習法です。
鏡の前で話すことで、自分がどのように見えるかを確認し、自信を持って話すことができるようになります。
自分ではできているつもりだったのに、意外と表情が硬かったり、姿勢が悪かったり、落ち着きのない動きをする、などの改善点が見つかることがあります。
この練習は1人でも繰り返しできるので、積極的に取り入れましょう。
動画撮影してセルフチェック
動画撮影をすることで、客観的に自分の発言や態度を確認することができます。
鏡を見ながらの練習と似ていますが、動画の場合は落ち着いて確認できたり、何度も繰り返しチェックできる利点があります。定期的に動画を残しておけば、過去の動画を見直すことで、自分の上達を実感することもできます。また、自分では気付かなかった緊張している時の癖や言い回しの癖なども見えてきますので、改善点を把握しやすくなります。
2. 志望動機・自己PRを考えておく
推薦入試を受験する場合、自己PRが提出書類に含まれることが多いです。また、面接においても、志望動機や自己PRについて質問されることはかなり多いです。
志望動機や自己PRは、前述したとおり、受験する高校の求める生徒像や期待する姿(アドミッションポリシー)に沿って考えましょう。(ただし、無理矢理こじつけたり、虚偽の内容はNGです。)
面接では、提出した志望動機や自己PRを基に質問されることが多いので、記述した内容と相違がないように回答しましょう。
自己PRの書き方についてもっと知りたい方はこちら
⇒ 「中学生のための自己PR書き方ガイド|書き方のコツと例文をご紹介!」
3. よくある質問の回答を考えておく
面接でよく聞かれる質問は、事前に回答を考えておき、頭に入れておきましょう。面接の練習をする際には、これらの回答を自分の言葉として自然に話せるようになることが目標となります。
ただし、結論しか述べないような抽象的な回答は、面接官から評価されません。
「何故そうなのか?」「何故そのように思うのか?」といった自身の経験談や具体例を交えて回答を考えておきましょう。
4. 予想外のハプニングへの対策
面接では予想外の質問をされることもあります。
そのような場面では頭が真っ白になってしまうこともあるでしょうが、内容以前に落ち着いて対処することがポイントです。
「少々お時間をください」と面接官に伝え、冷静に考える時間を確保することも一つの方法です。ただし、あまり長い時間はもらえないので、落ち着きを取り戻して冷静に対処するようにしましょう。
また、集団面接では「用意していた回答を先に言われてしまう」ようなこともあり得ます。
そのような場合は、慌てず自信を持って、自分の用意した回答を述べましょう。
「●●さんが先ほど発言した内容とほぼ同意見なのですが、」という前置きを添え、「私も●●かと考えています。なぜなら〜」という様に、同じ内容であったとしても、自分の考えとしてしっかり伝えることが大切です。
これらのハプニング対応は日頃の模擬演習で組み込んでもらうと効果的です。面接官役の相手(親や先生)には、あえて予想外の質問もしてもらうようお願いしましょう。
5. 試験当日の緊張をほぐす方法
上記①〜④までの対策をしっかり行うことができれば、面接試験当日も自信を持って挑めるはずです。納得いくまで練習を繰り返しましょう!
試験当日に全く緊張していない人はいません。「緊張しているのは自分だけではない!」と考えるだけでも少しは余裕を持てます。
また、緊張したからといって不合格になるわけでもありません。面接官は完璧を求めているわけではなく、自校に合った生徒を求めています。少しくらいの失敗があっても、大きく合否に影響することはありません。ペーパーテストで100点満点を取れなくても良い、ということと同じです。
失敗を恐れるよりも、明朗快活に自分らしさを表現するよう心掛けましょう!
高校受験の面接でよくある質問|6つのジャンル
最後に、高校受験の面接でよく聞かれる質問を6つのジャンルに分けてご紹介します。
よく聞かれる質問は、周りの受験生もしっかり対策しているはずなので、回答内容が被りやすいです。自分の経験談や過去のエピソードを交えて、オリジナリティを出すよう工夫しましょう。
1. 志望動機について
志望動機については、必ず聞かれると考えておいてもよいでしょう。
そもそも面接の目的は、「自校の求める生徒像に合った生徒を選抜する」ことなので、それを明確に示す「生徒の志望動機」を確認することは必須事項となります。
具体的な質問の聞かれ方としては、
- なぜこの高校に入学したいと考えたのか、理由を教えてください
- 数ある高校の中から、この高校を選んだ理由を教えてください
- 自分がこの高校と合っていると思う点を教えてください
などが考えられます。これらの回答内容については、自己PRなどの提出書類を作成する時にしっかり考え、担任の先生や家庭教師などの第三者に必ず添削してもらうようにしましょう。
2. 学校生活について
学校生活の様々なトピックについてどのように考えているか?を質問することで、生徒自身の人間性や考え方を知ることができます。面接官は、生徒が入学した後の生活や行動、態度などをイメージするために、このような質問をしています。
具体的な質問の聞かれ方としては、
- 部活動やクラブ活動は何をしていましたか?
- 生徒会や学級での係活動は何かしていましたか?
- 中学校生活で頑張ったことは何ですか?
- 得意・不得意科目について教えてください
- 修学旅行や課外活動についてのエピソードや思い出を聞かせてください
などが考えられます。
「野球部でした」「とても楽しかったです」といった単発の回答はNGです。自身の経験談や考え、気持ちを織り交ぜ、オリジナリティや人間性が伝わるように工夫しましょう。
3. 趣味や特技について
趣味や特技についての質問も、生徒自身の人間性や考え方を知るためによく聞かれます。特別な能力があるかどうか?というよりも、生徒本来の姿や性格を知るために、このような質問をしています。
具体的な質問の聞かれ方としては、
- 自分の趣味や特技について教えてください
- 休日はどのように過ごしていますか?
- 最近読んだ本とその感想を教えてください
などが考えられます。
特別な内容でなくても、自分のことが等身大で伝わる内容を素直に話せば大丈夫です。ただし、「ゲームが趣味です」「休日は寝てばかりいます」「本は読みません、漫画なら読みます」などは、評価を下げる可能性が高いので注意しましょう。嘘を言うのはいけませんが、面接を意識していないような回答はNGです。
4. 自身の性格について
自分の性格についての質問は、「客観的な思考力」や「論理的な思考力」を見られていると考えてください。自己紹介という側面もありますが、むしろ自己分析ができているか?という側面が大切になります。
具体的な質問の聞かれ方としては、
- 自分の長所・短所について教えてください
- 親や先生からどのような注意をされますか?
- 友達との関係について教えてください
などが考えられます。「優しいところです」「短気なところです」「友達を大切にしています」といった単発の回答は避けましょう。これらの回答に続く「なぜなら〜」以降の内容が重要となります。客観的かつ論理的にそれらの理由を述べるようにしましょう。
5. 将来の進路や夢について
将来の進路や夢についての質問は、アドミッションポリシーと合致しているかどうかの判断材料になると共に、生徒自身の考え方や高校に入って何がやりたいのか?を確認するための判断材料となります。
具体的な質問の聞かれ方としては、
- 併願する高校はどこですか?
- 合格した時に進学する高校(第一志望)はどこですか?
- この高校に入学したら何を頑張りたいですか?
- 将来の目標や夢を教えてください
などが考えられます。
併願校や第一志望校についての質問は、推薦入試では聞かれません。推薦入試は「合格した場合必ず入学すること」が条件だからです。
将来の目標や夢については、等身大のもので大丈夫です。見栄を張って大きなこと(●●で世界一になります 等)を言ってしまうと、「現実性・客観性が乏しい」とマイナス評価になることがあります。
高校の推薦入試についてもっと知りたい方はこちら
⇒ 「高校の推薦入試対策ガイド|ここだけは知っておきたいポイント」
6. 時事問題や社会問題について
時事問題や社会問題についての質問は、集団討論や小論文のテーマとしてよく扱われます。
あまりにも難しいテーマやマイナーなテーマが扱われることはありませんが、一般的に知られているようなトピックについては一通りチェックしておきましょう。
(※例:地球温暖化問題、少子化問題、ゴミの問題、など)
具体的な質問の聞かれ方としては、
- 最近話題になっている●●について、自分の考えを聞かせてください
- ●●問題について、どう解決すれば良いか自分の考えを聞かせてください
まず、自分の立場が賛成か反対かを決め、その理由を論理的に組み立てます。
自分の主張が正しいかどうか?というよりも、論理的な思考により判断できているかどうかを評価されていると考えましょう。
幅広い知識と理解が必要となる分野なので、日頃からニュース記事をしっかりチェックしておきましょう。
面接で聞かれる質問についてもっと知りたい方はこちら
⇒ 「高校の面接でよく聞かれること|10種類の質問と回答例をご紹介!」
まとめ
高校受験の面接に焦点を当て、幅広く解説しました。
中学生の場合、本格的な面接は初めての経験となることが多いと思います。本コラムを読んで、まずは全容のイメージをつかんで頂ければ、と思います。
それぞれの詳しい解説は、別コラムにてご紹介していますので、そちらも参考にして頂ければ幸いです。
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