高校受験の勉強法とは?|科目別・時期別に詳しく解説!
公開日:2024年9月5日
「高校受験が迫ってきているのに、どんな勉強をすればよいかが分からない。。」そんな受験生に向けて、効率の良い受験勉強の方法を科目別、時期別に分けて解説します。また、受験勉強でやってはいけない勉強法についてもご紹介します。
高校受験の効果的な7つの勉強法
1. 徹底的に基礎固めをする
高校受験の勉強では、まず基礎をしっかり固めることが最も重要です。
難しい問題や応用問題に挑戦したくなるかもしれませんが、最初に取り組むべきは「基礎固め」です。
高校入試の問題は、7〜8割が中学1年生と2年生の範囲から出題される基本問題です。そのため、基礎がしっかりしていれば、安定して高得点を取ることができます。さらに、基礎を固めることで、問題のパターンが自然と身につきます。見慣れたパターンの問題であれば、テスト中に落ち着いて解答できるようになり、焦りからくるケアレスミスを防ぐことができます。
2. 沢山の問題を解く
では具体的にどのように基礎を固めればよいのでしょうか?その答えは、とにかく数多くの問題を解くことです。
ただし、難しい問題集を選ばないことが重要です。基礎固めを目的としているため、中学校の教科書レベルを網羅した問題集を選ぶようにしましょう。
また、解答や解説を読むだけで理解したつもりになるのは避けるべきです。読んで理解できたように感じても、実際に問題を解いてみるとできないことがよくあります。必ず問題を自分で解くことが大切です。
さらに、問題集を使う際には、自分の弱点をしっかりと確認することも重要です。得意な分野だけを解くのではなく、全ての問題を飛ばさずに取り組むことが、基礎力の向上に繋がります。
3. インプット・アウトプットをどちらも意識する
高校受験の勉強では、インプット(情報を頭に入れること)とアウトプット(得た情報を使うこと)のバランスを意識することが非常に重要です。
インプットとは、例えば「公式や単語を暗記する」「参考書を読む」「勉強に関する動画を見る」といった勉強です。
一方、アウトプットは「暗記した単語を書いてみる」「問題集を解く」「他人に勉強を教える」などを指します。
受験勉強では、インプットに偏りがちですが、アウトプットをしっかり取り入れることが記憶の定着に繋がります。
アウトプットが重要である理由は、単に見て覚えるよりも、「書く」「声に出す」などの行動を伴う方が記憶に残りやすいからです。例えば、英単語を読むことはできても、スペルを書き間違えたり、覚えた単語を使って英文を作れなかったりする場合は、アウトプットが不足していることが原因です。
効果的なアウトプットの方法として、「他人に教える」という方法もあります。他人にわかりやすく説明するためには、自分自身がその内容を深く理解している必要があります。教える過程で、自分の理解度を確認し、さらに深めることができるので、非常に効果的です。
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⇒ 「効率的な暗記の方法とは?|苦手な暗記を克服するオススメ8つの方法」
4. 間違えた問題をそのままにしない
高校受験において、最も効果的な勉強法の一つは、自分が間違えた問題を徹底的に復習することです。
できなかった問題をしっかりと分析し、解けるようにすることで、関連する分野の問題も解けるようになります。このように、解ける問題を増やしていくことで、得点が確実に上がっていくのです。
公式や単語、文法をよく間違えてしまう場合は、公式や単語を覚え間違えているか、そもそも覚えていないことが原因です。
ノートに繰り返し書いたり、声に出して覚えたりして、完璧に覚えるまで反復しましょう。そして、数時間後や数日後に再度確認して覚えているかどうかをチェックすることが重要です。
知識不足が原因の場合(解き方が分からない、年号や人物名を覚えていない、など)は、解答や解説をしっかり読んで、正しい知識を身につけ、その後、同じ分野の類似問題を解いて知識を定着させましょう。
問題の意図を汲み取れない場合(問題文の条件を見落としたり、読み間違いをしたりする)は、アウトプットが不足していると起こりやすい間違い方です。
テストや問題集で間違えた問題については、「どこで理解を間違えたのか」をしっかり確認し、同じパターンの問題が出ても解けるようにしていくことが大切です。
5. 過去問を解く
志望校の過去問を解くことも、非常に効果的な勉強法の一つです。
過去問を解くタイミングとしては、中学3年生の夏以降が適しています。過去問に取り組むことで、志望校の出題傾向を把握できるだけでなく、自分の得意分野や苦手分野が明確になります。その結果、今後の勉強計画を立てやすくなるという利点があります。
特に、過去問を解く中で浮き彫りになった「自分の苦手分野」を徹底的に対策することが、受験本番での得点力向上に繋がります。
6. 勉強を習慣化する
勉強した内容をしっかりと頭に定着させるためには、毎日コツコツと勉強を続けることが重要です。「つめこみ勉強」は記憶に残りにくいと言われており、1日に7時間まとめて勉強するよりも、1週間かけて毎日1時間ずつ勉強した方が、より効果的です。
この毎日の勉強を習慣化することが、成果を上げる鍵となります。
勉強を習慣化するためには、まずは毎日30分でも良いので、机に向かうことから始めましょう。最初は机に向かうのが面倒に感じるかもしれませんが、勉強時間を決めたり、親に協力してもらうなどして、とにかく机に向かう時間を確保することが大切です。これを続けることで、自然と勉強が習慣化され、学習内容の定着が進みます。
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7. 毎日のスケジュールを組む
勉強の習慣が身についたら、その勉強内容をいかに効果的にするかが重要です。
せっかく努力しても成果が出なければ、非常にもったいないです。効率的な勉強をするためには、毎日のスケジュールをしっかり組むことが大切です。
スケジュールを立てずに手当たり次第に勉強を進めると、どうしても科目や分野に偏りが出たり、「何をすれば良いか分からない」という状態に陥りがちです。
そこで、まずは1ヶ月単位で取り組むべき内容をリストアップし、それを毎日の学習スケジュールに落とし込んで、「1日単位の勉強リスト」を作成するようにしましょう。
こうすることで、勉強のバランスが保たれ、リストを一つずつ消化していくことでモチベーションも維持しやすくなります。これにより、効率的で成果の出る学習が可能になります。
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高校受験の効果的な勉強法【科目別】
次は科目別(主要5科目)に分けて、それぞれの効果的な勉強法についてご紹介します。
1. 英語
高校受験の英語の出題分野としては、「単語・文法」「長文読解・英作文」「リスニング」の3つがメインとなります。では、それぞれの勉強法を詳しく見ていきましょう!
1. 単語・文法
高校受験の英語に関しては、まず何よりも単語と文法の暗記が重要です。長文読解や英作文、リスニングの問題を解く時には、単語と文法を覚えていないと先に進むことができません。
単語・文法の暗記に関しては、特に日々コツコツと積み重ねをしていくことが重要です。「1日〇〇単語」というように、覚えていく量を具体的に決め、それをしっかり実践していくことで、知識として定着させることができます。また、覚えた単語や文法に関しては、問題集などを使ってアウトプットする機会を設けることも忘れないようにしましょう。
2. 長文読解・英作文
長文読解に関しては、教科書や問題集、英語の小説や記事など、とにかく長文にたくさん触れて慣れていくことが重要です。声に出して読んでみることや、時間を決めて速読していくなども効果的な学習法です。
英作文に関しては、よく使われる熟語や英語表現を身に付けておくことが大切です。英語の文章を読んでいる時に、よく目にする表現や言い回しがあった際には、使い方を調べて英作文でも使えるようにしておくと良いでしょう。
3. リスニング
昨今の高校受験の英語は、リスニングが重要視されてきている傾向があります。
リスニングの勉強法としては、まず英語の文章を聞き、それを自分で声に出して言ってみるという勉強法が効果的です。自分で発声する際には、発音やイントネーションの確認も合わせて行いましょう。
これを何度も繰り返すことによって、リスニング力は確実に向上します。また、英語のニュースを聞いたり映画を字幕無しで観たりするなど、日頃から英語に触れる機会を増やしていくことも効果的です。
2. 数学
高校受験の数学では「方程式」「関数」「図形」の3つの分野がメインとなってきます。
1. 方程式
方程式に関しては、基礎の積み上げがより重要な分野です。一次方程式が理解できていないと、連立方程式や二次方程式を理解することは出来ません。
ですから、まずは中1の一次方程式の分野からしっかりと見直していきましょう。方程式の定義についてしっかり理解しておくことが重要です。定義やルールが理解できたら、問題演習を数多くこなして解法パターンを身に付けていきましょう。高校受験では、方程式を使う文章問題が多く出題されるので、文章題の演習は必須です。
2. 関数
関数に関しても、上記方程式と同様に、基本の理解が重要となるので、一次関数の分野から復習しましょう。
高校受験では、計算式だけでなくグラフを使った問題もよく出題されるので、グラフの見方もしっかりと理解しておきましょう。
関数に関しても、まずは基本を身に付けてから問題演習を数多くこなし、問題慣れしていくことが重要です。
3. 図形
図形に関しては、「三角形の合同条件・相似条件」「円周角の定理」「基本的な図形の面積・体積の求め方」など、図形にまつわる公式や条件定義をしっかりと覚えることが重要です。また高校受験では、図形を作図する問題が出題されることもあるので、作図の仕方も理解しておく必要があります。
図形の分野に関しても、やはり問題を多く解いて、解法パターンを身に付けておくことが重要です。
3. 国語
高校受験の国語は、「漢字・文法」「長文読解」「古文・漢文」の3つの分野に分かれます。
1. 漢字・文法
高校受験では100点満点のうち約10点分が漢字・文法による配点となります。ここは落とさず確実に取りたいところなので、しっかり暗記しておきましょう。
漢字に関しては、繰り返し書いて覚えることが重要です。1回書いて覚えたら、必ず後日に再度確認するスケジュールを立てて、繰り返し暗記する機会を作るようにしましょう。文法は、暗記するのではなく、どういう意味なのかルールを理解しておけば大丈夫です。
2. 長文読解
高校受験では100点満点のうち約50点~60点が現代文の長文読解となります。
長文読解に関しては、なんとなく感覚で解こうとする人が多いですが、それでは文章によってどうしても点数のムラが出てしまいます。
長文読解が苦手な人の対策方法としては、長い文章の中にいくつかある「重要な箇所」を的確に見つけられるようにするということです。普段勉強するときも、自分が大事だと思う箇所に線を引きながら読むことを心がけると良いでしょう。
長文読解では、その後の設問で文中の「大事な箇所」にまつわる質問が来ることがほとんどです。「質問される箇所」と「自分が大事だと思った箇所」が一致するようになれば、読解力が向上していると言えるでしょう。
3. 古文・漢文
高校受験では、全体の3割~4割程度が古文・漢文の配点となります。古文に関しては、まずとにかく古文単語を覚えることです。英単語に比べ数も少なく、現代の日本語から想像できる単語も多いため、比較的簡単に覚えることができます。
漢文に関しては、レ点などの文法を覚えることです。これもそこまで複雑なものでは無いので、英語に比べると短期間で習得できるかと思います。
古文・漢文どちらも、基本的な単語・文法を身に付けたら、あとは代表的な文章をなるべく多く読むようにしましょう。普段見慣れない文章なので、読み慣れておくことが重要です。
4. 理科
理科の出題分野は「物理」「化学」「生物」「地学」となります。
「物理・化学」と「生物・地学」に分けて勉強法を見ていきましょう。
1. 物理・化学
物理・化学に関しては、まず用語や定義、法則を覚えていくことが重要です。
その上で物理に関しては、公式を使った計算問題が高校受験では多く出題されます。ですから、数学と同じように問題演習を多くこなして、解法パターンをしっかり押さえておきましょう。
化学に関しては、実験に関する問題が出ることがあります。学校の授業でやった実験を振り返っておくと良いでしょう。
2. 生物・地学
この2つに関しては、基本的に暗記分野となります。とにかく用語とその意味をたくさん暗記するようにしましょう。
地学に関しては、図や表を読み解く問題もよく出題されるので、過去問や問題集でそのような問題に慣れておくことが重要です。
5. 社会
社会は「歴史」「地理」「公民」の3分野に分かれます。
1. 歴史
歴史の勉強では、人物名と年号をひたすら暗記する、という勉強法になりがちですが、人物名と年号だけではなく、そこで起きた出来事やその背景をセットで覚えていくことが重要です。
歴史の分野は覚えることが多いため、理由や背景を無視して暗記していく方法では量が多すぎてパンクしてしまう可能性が高いです。歴史上で起きたことに関しては、必ずそれが起きた理由や背景があります。その背景もセットで覚えていく方が、結果的に楽に覚えていくことができます。また、覚えた内容を他人に話すというアウトプットが有効な分野でもあります。他人に分かりやすく説明することで、頭の中を整理していくことができます。
2. 地理
地理に関しては、世界の国名とその場所、それぞれの地域の特徴を覚えていきましょう。地理に関しても、歴史と同様、その地域でその工業・農業が発達した背景があったりします。そういった背景もセットで覚えていくことがポイントとなります。また、高校受験では図やグラフを使った問題もよく出題されますので、その読み解き方もしっかりと練習しておきましょう。
3. 公民
公民では、政治用語や経済用語など普段聞きなれない言葉が多く出てきますので、まずは用語とその意味をしっかりと覚えていきましょう。また、時事問題も良く出題されますので、最新のニュースは必ずチェックしておくようにしましょう。
【時期別】高校受験の勉強法
高校受験は長期戦です。各学年や時期に適した勉強を実践することで、着実に学力を高めることができます。
ここでは、中学1年生から受験直前までの時期別に、どのような勉強法が適しているかを解説します。それぞれの時期に合った学習方法を取り入れ、受験本番に向けた準備を万全に整えましょう!
1. 中学1年生~2年生
中学1年生と2年生の時期は、高校受験に向けた基礎固めの重要な期間です。
この時期は、学校の授業をしっかり理解し、定期テストで安定した成績を取ることを目標にしましょう。
特に、数学や英語など、積み重ねが必要な科目は、毎日の授業の予習・復習や宿題をきちんとこなすことが大切です。苦手な分野があれば、この時期に克服しておくことで、後々の受験勉強がスムーズに進みます。
基礎がしっかりしていれば、中学3年生になったときに、応用力や実践力を高める受験勉強にスムーズに移行できます。
2. 中学3年生【4月〜夏休み】
中学3年生に進級すると、いよいよ受験を意識した勉強が本格的に始まります。
この時期は、これまでの学習内容を総復習する絶好のタイミングです。中学2年生までの内容をもう一度見直し、基礎をしっかりと固めましょう。
特に、定期テストでよく出題される問題や、苦手な分野を重点的に復習することが重要です。また、学校の実力テストや模試を通じて、自分の弱点を把握し、苦手分野を克服するための勉強計画を立てることが重要です。
この時期に基礎を固めることで、夏休み以降の応用学習や過去問演習にスムーズに取り組むことができます。
3. 中学3年生【夏休み】
夏休みは、受験勉強の天王山とも呼ばれる最も重要な時期です。
この期間は、まとまった学習時間を確保して、苦手分野の克服や過去問演習に集中する絶好の機会です。志望校の過去問に挑戦し、出題傾向を掴むとともに、自分の現在の実力を客観的に把握しましょう。
また、夏休み中に、いくつかの模擬試験に挑戦してみるのもおすすめです。この時期に、自分の得意分野と苦手分野を明確にし、夏休みの後半には苦手分野を集中的に強化する学習を行うと良いでしょう。
夏休みを有効に活用することで、受験本番に向けた確かな実力を養うことができます。
4. 中学3年生【9月〜冬休み】
9月から冬休みにかけては、いよいよ受験が目前に迫ってきます。
この時期は、過去問演習を中心に、実践力を養うことが必要です。過去問を解くことで、時間配分や問題の傾向に慣れ、自分の弱点を再確認しましょう。
また、この時期には模試や実力テストを受ける機会も増えてくるため、これらの結果をもとに、どの科目や分野を重点的に強化するべきかを見極めてください。また、精神面でもプレッシャーを感じやすくなる時期なので、無理をしない範囲でリフレッシュの時間を取り入れることも大切です。
5. 中学3年生【冬休み以降】
冬休み以降は、受験直前期にあたります。この時期にはこれまでの学習を総仕上げを行い、自信を持って試験に臨めるようにすることが大切です。
受験直前期の勉強は、新しいことに手を出すよりも、これまで学習してきた内容の復習と、苦手分野の再確認に時間を割くようにしましょう。特に、実力テストや過去問、模試で間違えた分野を再確認し、確実に解けるようになるまで理解しておくことが重要です。
また、試験当日のシミュレーションを行い、時間配分や試験場での心構えを確認しておくと、当日落ち着いて試験に臨むことができます。体調管理にも気を配り、ベストな状態で受験本番を迎えましょう。
受験勉強でやってはいけない4つの勉強法
受験勉強では、効果的な学習法を取り入れることが成功の鍵ですが、反対に、やってはいけない勉強法もあります。どれだけ時間をかけても、やり方を間違えてしまうと、思うように成果が出ないばかりか、逆に成績を落としてしまうこともあります。
ここでは、受験勉強で陥りがちな「やってはいけない勉強法」を解説し、効果的な学習を進めるための注意点をご紹介します。
1. 大量の参考書を使う
受験勉強で多くの種類の参考書を使うことは、一見すると効果的に見えるかもしれませんが、実際には逆効果になりがちです。
大量の参考書を買い揃えると、どれを使って勉強するべきか迷いが生じ、結果的にどれも中途半端に終わってしまうことが多いです。また、参考書を読んだだけで満足してしまい、実際の問題を解く時間が減ってしまうこともあります。
受験勉強においては、自分に合った参考書を各科目2〜3冊に絞り、それを徹底的に繰り返しやりこむ方法が効果的です。
2. 参考書・問題集に直接答えを書き込む
参考書・問題集に直接答えを書き込むことも、やってはいけない勉強法の一つです。
答えを書き込んでしまうと、再度その問題を解く際に、答えが目に入ってしまい、本当の意味での理解ができなくなってしまう可能性があります。
勉強の効果を最大限に引き出すためには、別のノートに答えを書き出し、間違えた問題には参考書にチェックを入れるなど、工夫をすることが大切です。
参考書はあくまで問題や解説・解答を確認するためのツールとして使い、問題を解く際には常に新鮮な状態で取り組めるようにしましょう。
3. 綺麗すぎるノートを作る
ノートを綺麗にまとめること自体は駄目ではないのですが、過度に綺麗すぎるノート作りにこだわるのは問題です。
ノートを見栄え良く作ることに時間を費やしすぎると、本来の勉強の目的である「理解を深める」ことがおろそかになる可能性があります。ノートは、自分が後で見返したときに分かりやすくなっていることが重要です。大切なのは、ノート作りに時間をかけるのではなく、その内容をしっかりと理解し、問題を解く練習を積むことです。
成績が上がるノートの取り方についてもっと知りたい方はこちら
⇒ 「成績が上がるノートの取り方|上手なノートづくりのポイントとは?」
4. 苦手分野を後回しにする
苦手分野を後回しにしてしまうことも、受験勉強でやってはいけない行動の一つです。
誰しも得意な分野を優先して勉強したくなるものですが、苦手分野を放置していると、試験本番で大きなハンデを負うことになります。苦手な分野こそ、早い段階で取り組み、少しずつ克服していくことが成績アップの近道です。
苦手分野から逃げずに、時間をかけてしっかりと理解し、弱点を減らしていくことで、受験本番での得点力を高めることができます。
まとめ
今回は、高校受験の効果的な勉強法について解説しました。私たちも家庭教師をやっていく中で、高校受験に際して「良い勉強法が分からない」「何から手を付けて良いのか分からない」「勉強するからには成果を出したい」などの悩みをたくさん聞いてきました。今回の記事が、高校受験の勉強法に関してお悩みの方に少しでも役立てばと願っています。
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もっと知りたい方はこちら
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