学校説明会・学校見学での服装は?|身だしなみや持ち物チェック

公開日:2024年6月11日

学校説明会・学校見学で着ていく服装のポイントや持ち物などの注意事項を詳しく解説します。
志望校を決めるために欠かせないのが学校見学・学校説明会です。校風や学校の雰囲気、授業や部活動などを確認するチャンスなので、積極的に参加しましょう!

学校説明会・学校見学とは?

学校説明会とは?

学校説明会とは、学校の先生が入学を検討している保護者や生徒に対して、学校の方針や環境、入試制度、授業内容などを説明するための会です。学校説明会に参加することで、パンフレットやウェブサイトだけではわからない、学校のリアルな全体像を把握でき、自分や子どもに合った学校を選ぶための大きな手助けとなります。

一般的な学校説明会では、

  • 教育方針や学費についての説明
  • 入試制度についての説明
  • 校内見学

などのプログラムが用意されています。複数の学校が一つの会場で行う「合同説明会」というケースもあります。

学校見学とは?

学校見学とは、オープンスクールとも言われていますが、校内の施設や実際に行われている授業を見学・体験する会です。
校舎に入って教室や廊下を見たり、グラウンドや体育館などの施設を見学することもできます。
また、体験授業が行われる場合は、実際の先生の授業を受けることもできたり、部活動や実習を体験参加できることもあります。

実際に学校を訪れることで、学校の雰囲気や学習環境を直接体感でき、また、先生や在校生の話しを聞いたりすることで、志望校選びの確かな判断材料となります。

学校見学で確認しておきたい5つのチェックポイント

1. 先生の雰囲気

先生方がどのように生徒に接しているか、授業の進行方法や対応の仕方を観察しましょう。
親しみやすさや教え方の丁寧さも重要なポイントです。説明会や見学中に質問をして、先生の対応を確認するのも良いでしょう。

2. 生徒の雰囲気

在校生の様子を見ることで、その学校の校風や生徒同士の関係性を把握できます。
生徒が楽しそうに過ごしているか、礼儀正しいか、積極的に活動に参加しているかなどをチェックしましょう。

3. 学校の設備や施設

校舎の清潔さ、教室や実験室、図書館、体育館などの設備が充実しているかどうかを確認しましょう。
特に興味のある部活動や特別教室の設備もチェックポイントです。最新の設備が揃っているかや、実際にどのように使用されているかを見ておきましょう。

4. 授業や部活動の内容

特に体験授業や公開授業がある場合は積極的に参加し、授業の進め方や内容を実際に見て、子どもが興味を持てるかどうかを確認しましょう。
また、部活動やクラブ活動の見学も重要です。
どのような活動が行われているか、生徒がどのように取り組んでいるかを確認しましょう。

5. 学校の周辺環境

学校周辺の治安交通アクセスの利便性(駅から学校までの距離、バスの本数など)、通学路の安全性などの周囲の環境が学習に適しているかも確認しましょう。
例えば、学校の近くに騒がしい繁華街がないか、自然環境が豊かで落ち着いた雰囲気かなどもチェックポイントです。

学校説明会・学校見学で着ていく服装|4つのポイント

学校説明会・学校見学において、服装は第一印象を左右する重要な要素です。
以下のポイントを押さえて、適切な服装を選びましょう。

1. 清潔感を重視する

清潔感は何よりも重要です。
しわや汚れがないように服を整え、靴もきちんと磨いておきましょう。ヘアスタイルも整え、清潔でさわやかな印象を心がけましょう。

2. 適切な身だしなみ

身だしなみも重要なポイントです。
学生は制服を着用するのが一般的ですが、着崩したり、汚れが目立つような身だしなみは避けましょう。
また、私服の場合は落ち着いた服装を選びましょう。保護者はスーツやビジネスカジュアルが適切です。アクセサリーやメイクは控えめにし、派手すぎないように注意しましょう。

3. 学校のイメージに合わせる

学校ごとに雰囲気や校風が異なるため、それに合わせた服装を選ぶことが大切です。
例えば、伝統的な学校であればフォーマルな服装が適していますし、自由な校風の学校であれば少しカジュアルな服装でも問題ありません。
事前に学校の雰囲気を調べておくと良いでしょう。

4. 適切な色使いと柄(保護者)

保護者の服装では、落ち着いた色使いシンプルな柄を選ぶことが推奨されます。
ネイビーやグレー、ベージュなどのベーシックな色が無難です。また、大きな柄や派手な色は避け、控えめで上品な印象を与える服装を心がけましょう。

学校説明会・学校見学で着ていく服装の例

下記の服装例を参考にして、説明会・見学会に臨むと良い印象を与えることができます。
清潔感と学校の雰囲気に合わせた適切な服装を心がけましょう。

中学生

男子

基本的には学校の制服が望ましいです。
私服の場合は、白のポロシャツやシャツにチノパンなどを合わせ、派手にならないようにしましょう。

女子

基本的には学校の制服が望ましいです。
私服の場合は、ブラウスやカーディガンにスカートまたはパンツスタイルで、派手にならないようにしましょう。
また、スニーカーはなるべく避け、ローファーなどを履きましょう。

高校生

男子

基本的には学校の制服が望ましいです。
私服の場合は、白のシャツとチノパンなど、シンプルで清潔感のあるものを選びましょう。
靴はスニーカーではなく、革靴やローファーが無難です。

女子

基本的には学校の制服が望ましいです。
私服の場合は、清潔感のあるワンピースやブラウスとスカートにカーディガンを羽織るなどが良いでしょう。
靴はローファーやフラットシューズが無難です。

小学生

男子

シンプルで清潔なシャツにカジュアルパンツで、明るすぎない色でまとめると良いでしょう。
スニーカーでもOKですが、きれいな状態にしておきましょう。

女子

ワンピースやスカートにブラウス、またはカジュアルなパンツスタイルが良いです。動きやすい服装が良いですが、清潔感を大切にしましょう。
靴はきれいなスニーカーやフラットシューズが無難です。

保護者

父親

スーツまたはビジネスカジュアルが無難です。
ネイビーやグレーのジャケットに、白系のシャツとスラックスを合わせます。タイは無くても構いませんが、念の為、持参しておくと良いでしょう。
夏であれば、ポロシャツや半袖シャツなどの襟の付いた服が無難です。

母親

フォーマルなワンピースやスーツ、もしくはビジネスカジュアルな服装。シンプルで上品な色使いのものを選び、アクセサリーは控えめに。ローファーやパンプスが無難です。

学校見学会での持ち物|7選

学校説明会は説明を受けることが主になるので、筆記用具やノートは必ず持参しましょう。資料を受け取ることもよくあるので、カバンやクリアファイルなどを持参した方が良いケースもあります。
下記は基本的な持ち物ですが、学校ごとの案内をよく確認しておきましょう。

1. カバン

実用的で収納力のあるカバンを選びましょう。肩にかけられるタイプが便利です。

2. スリッパ・上履き

校内を歩くための清潔なスリッパや上履きを持参しておきましょう。専用の袋も用意すると良いでしょう。

3. メモ帳・ノート・クリアファイル

学校の情報や気になった点を記録するために必須です。見学中にメモを取ることで後から比較検討しやすくなります。また、資料が配布されることもあるのでクリアファイルを持参しておくと便利です。

4. 筆記用具

メモを取るためのペンや鉛筆を忘れずに持って行きましょう。予備のペンを用意しておくと安心です。

5. ハンカチ・ティッシュ・マスク

清潔を保つためにハンカチやティッシュを持参し、マスクも忘れずに持って行きましょう。特に感染症対策としてマスクは重要です。

6. 飲み物

長時間の見学や説明会に備えて、水分補給のための飲み物を持参しておきましょう。ペットボトルやマイボトルが便利です。

7. 通知表や模擬試験の結果

一部の学校では、学校見学会の時に個別相談会を実施することがあります。
個別相談で通知表模擬試験の結果を求められることがあります。事前に確認し、必要であれば持参しましょう。
(※埼玉県の私立高校は北辰テストの結果を持参する必要があります。)

学校説明会・学校見学で注意すべき5つのマナー

最後に、学校説明会・学校見学に参加する上で、注意すべきマナーについて解説します。
説明会や見学では学校の先生もその場にいるので、適切なマナーを守りましょう。

1. 私語を控える

見学や説明会の間は私語をなるべく控えましょう。
先生やガイドの説明を静かにしっかり集中して聞き、他の参加者の集中を妨げないように配慮することが重要です。

2. スマホを多用しない

スマホの使用は控えめにし、説明中や見学中は電源を切るマナーモードに設定しましょう。
緊急時以外の使用は避け、校内の写真撮影や録音も事前に許可を取ることが必要です。

3. 許可されていないエリアに無断で入らない

学校内での移動は、案内された範囲内に留めるようにしましょう。
許可されていないエリアに無断で立ち入ることは避け、常にガイドの指示に従うことが大切です。

4. 勝手に設備や物を触らない

見学中に学校の設備や備品に勝手に触れないようにしましょう。
特に実験室や特別教室など、デリケートな設備がある場所や展示物がある場所では注意が必要です。触れて確認したい場合は、ガイドに確認するようにしましょう。

5. 公共の交通機関を利用する

学校見学や説明会には、できるだけ公共の交通機関を利用しましょう。
自家用車で訪問できる場合は、指定された駐車場を利用し、周辺住民の迷惑にならないように注意しましょう。
電車やバスなどの公共機関を利用した方が、実際の通学のイメージを確認しやすいのでお勧めです。

まとめ

今回のコラムでは、学校説明会や学校見学について解説しました。
多くの参加者がいるので、悪目立ちしないような服装・行動を心掛ければ問題ありません。
実際に受験する学校に訪れることで、リアルな学校生活をイメージすることができ、同時にお子さんのモチベーションアップにもつながります。
受験したい学校が決まったら、是非積極的に参加してみましょう。

この記事を企画・執筆・監修した人

家庭教師のマスター教務部

この記事は、家庭教師のマスターを運営している株式会社マスターシップスの「家庭教師のマスター教務部」が企画・執筆・監修した記事です。家庭教師のマスター教務部は、教育関連で10年以上の業務経験を持つスタッフで編成されています。
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