【中1向け】10分でできる自学ネタ集|科目別にご紹介します!

公開日:2024年9月24日

このコラムでは、中学1年生向けの「10分でできる簡単自学ネタ」を科目ごとにご紹介します。短時間で効果的に学べる方法をまとめました!
また、自学をすることのメリットや学習効果が高い自学の方法についても詳しく解説します。

【教科別】10分でできる自学ネタ

【英語】10分でできる自学ネタ8選

1. アルファベット・簡単な英単語の練習

英語の基本は、単語の習得から始まります。英単語ノートを作り、重要な単語や熟語を繰り返し書きましょう。
例えば、教科書に出てくる基本的な英単語を10個ピックアップし、毎日書いて覚えると、語彙力が着実にアップしていきます。各単語毎に5〜10個を繰り返し書くようにすると効果的です。
始めは、簡単で身近な単語から始め、徐々に難しい単語に切り替えていきましょう。覚えた単語を使って例文を作ると、単語の意味や使い方が定着し、より効果が上がります。

また、アルファベットの正しい筆順と形を覚えることは、英語の基礎を固めるうえで重要です。特に形が似ている「b」と「d」や「p」と「q」などのアルファベットは、書き取りを通じて違いを意識すると間違えにくくなります。

2. 簡単な英文や自己紹介文を作る練習

「I am」「You are」などの基本文型は、英語の文法の基礎です。
これらの基本文型を使って、自分や友達、家族についての短い英文を5つ作成すると、文法の使い方に慣れることができます。
例えば、「I am a student.」「You are my friend.」などの簡単な文を作り、書いたり音読したりして練習します。これにより、基本文型の理解が深まり、英作文への抵抗感が減ります。

また、名前、年齢、好きなことなど、自分の情報を使った自己紹介文を英語で作ることも、英語で表現する練習になります。
最初は「My name is Ken. I am twelve years old. I like soccer.」といった短い自己紹介文で構わないので、書いてから声に出して読むと効果的です。どう表現したら良いかわからない時は、積極的に辞書を使って調べてみましょう。

3. 教科書の英文の音読

音読は発音練習とリスニング力の向上に非常に効果的です。
教科書に出てくる文章を繰り返し音読することで、自然な発音とリズムを身につけることができます。発音に注意しながらスムーズに読めるようになるまで繰り返し音読することで、記憶にも残りやすくなり、リスニング力やスピーキング力の向上にもつながります。

4. 動詞の活用練習

英語の基本となるbe動詞(am, is, are)や一般動詞(play, likeなど)の現在形と過去形を学ぶことは、文法の基礎力を強化するうえで非常に重要です。
これらの動詞の活用を使った簡単な練習問題を解くことで、文法のルールを深く理解し、正しく使えるようになります。例えば、「I am happy.」→「I was happy.」のように、時制の変化に慣れることが重要です。

5. リスニング練習

リスニング力を伸ばすには、英語を聞く機会を増やすことが大切です。
短い英語のリスニング教材(例えば、YouTubeの簡単なリスニングコンテンツなど)を聞いて、内容を理解する練習を行います。聞き取った内容を書き出してみたり、答え合わせをしてみたりすると、どこが聞き取れなかったかが明確になり、次回への改善点も見つかります。
常に新しい題材を選ぶよりは、完全に聞き取れるまで同じものを繰り返し聞く方法が効果的です。

6. 簡単なクイズ形式の問題を解く

基本的な英単語や文法の問題をクイズ形式で解くと、楽しみながら学習できます。
例えば、英語のクロスワードパズル単語クイズアプリを使うと、ゲーム感覚で単語や熟語を覚えることができます。
また、クイズ形式では即時に答えがわかるため、自分の理解度をすぐに確認することができ、学習がテンポ良く進むメリットもあります。

7. 日常英語のフレーズを覚える

挨拶や日常会話で使う基本的なフレーズを覚えることで、実際の会話でも英語を使う機会が増えます。
例えば、「Good morning.」「How are you?」「Thank you.」などの簡単なフレーズを覚え、実際に家族や友達と使うことで、学んだフレーズが実生活に結びつき、自然と覚えられるようになります。また、日常的に英語を使うことで、恥ずかしさがなくなり、スピーキング力の向上にもつながります。

8. 英語の歌を聞いて歌詞を書き取る

自分の好きなアーティストの英語の歌や、簡単な英語の歌(例:ABCソング、Twinkle, Twinkle, Little Star、クリスマスソングなど)を聞いて、歌詞を書き取る練習は、リスニング力とスペリングの両方を鍛えることができます。また、歌詞カードを書き出し、辞書を使って意味を調べてみる方法も、楽しみながら語彙力や表現力を伸ばすことができます。
音楽を通じて英語に触れることで、楽しみながら学習ができ、英語のリズムや発音にも自然に慣れることができます。

【数学】10分でできる自学ネタ8選

1. 正負の数の計算練習

正負の数の四則計算(足し算・引き算・掛け算・割り算)の練習を行います。
最初は簡単な一桁〜二桁の計算問題を繰り返し解くことで、符号のルールに慣れることができます。慣れてきたら、小数、桁が多い数字、四則計算が混合している計算問題に挑戦してみましょう。

2.分数の計算練習

分数の足し算・引き算・掛け算・割り算を行います。
通分や約分の基本を押さえつつ、計算ミスを防ぐために丁寧に解いていくことがポイントです。
分数を使った計算は、間違いやすく、苦手とする生徒も非常に多いです。分数計算は、後に習う数学の様々な場面で役立つので、しっかりと習得しましょう。

3. 一次方程式の計算練習や文章問題の演習

基本的な一次方程式(例えば、2x + 3 = 7)の解き方を学びます。
簡単な練習問題を数多く解くことで、方程式の解法の手順に慣れ、解答までスピードアップにつながります。慣れてきたら、徐々に複雑な方程式に挑戦していきましょう。
文字を使った式は、中学1年生以降では数学の基本となりますので、日頃から文字式に慣れることで、後に学ぶ本格的な代数の学習にも役立ちます。

また、実生活に関わる文章問題を自分で作成し、方程式を使って解く練習も効果的です。
例えば、「リンゴが1個で120円です。お店に支払ったのは720円でした。リンゴを何個買ったでしょうか?」などの問題を作り、方程式を使って解いてみる方法です。
問題を作る時にも方程式の考え方が必要となるので、理解が深まりやすくなります。

4. 比例と反比例のグラフ作成

比例(y = ax)や反比例(y = a/x)のグラフを自分で描いてみる練習です。
簡単な数表を作り、座標平面に点を打ってグラフを実際に描いてみることで、比例・反比例の関係を視覚的に理解することができます。

5. 図形の基本(角度や面積)の問題を解く

三角形、四角形、円などの基本的な図形の角度の求め方や面積を求める計算練習を行います。
図形問題は図を描きながら解くと視覚的に理解しやすく、公式の使い方に慣れることができます。簡単な問題を繰り返し解くことで、公式の暗記も自然とできるようになります。

6. 立体図形の体積と表面積の計算

立方体、直方体、円柱などの基本的な立体図形の体積や表面積の計算練習をします。
実際に図形を描いて確認すると理解が深まり、それぞれの公式をしっかり覚えることもできるので、簡単な問題を繰り返し解くことから始めましょう。

7. 簡単な資料の整理とグラフ化

データを集めて表にまとめたり、棒グラフや円グラフを作成する練習です。
例えば、自分の日常生活のデータ(学校の登校時間、勉強時間など)をグラフにして視覚化すると、統計の基本が理解できます。
また、題材によって、どの形式のグラフを使った方が良いか?ということも自然と考えるので、グラフの基本的な知識も身に付きやすくなります。

8. 整数の性質(約数と倍数)の問題を解く

約数や倍数、最小公倍数・最大公約数の求め方を学ぶ練習です。
これらは数の性質を理解するための基礎となり、後の数学の学習では非常に役立ちます。短時間で取り組める問題が多いので、毎日少しずつ解いて慣れていきましょう。

【国語】10分でできる自学ネタ8選

1. 漢字・ことわざ・四字熟語の書き取りと意味調べ

教科書に出てくる新出漢字やことわざ・四字熟語を10個ほど書き取りし、各言葉の意味を調べてまとめてみましょう。
専用の書き取りノートを作成し、課題の漢字や四字熟語を5〜10個連続して書くようにすると、非常に効果が上がります。

また、新しい言葉や表現を覚えるために、単語カードを作成すると復習しやすく便利です。
カードの表面に単語やことわざ、裏面に意味や読み方、例文などを書き、定期的に見返すことで記憶に定着させることができ、テスト前の復習や確認にも便利です。
言葉の意味や使い方を知り、語彙力が増えていくと、文章を読む際の理解力も向上し、作文などでの文章表現の幅も広がります。

2. 短文作成練習

指定されたテーマやキーワード(例えば「友情」「季節」「家族」など)を使って、100〜200文字の短文を作成してみましょう。
文章の組み立て方や表現の工夫をする練習となり、作文や小論文を書く際の表現力の向上につながります。

3. 文章の要約練習

長めの文章やニュース記事を読み、その内容を自分の言葉で要約する練習です。
要約を行うことで、文章全体の流れや重要点を理解する力も高まり、要点を的確に捉える力や、文章を無駄なく簡潔にまとめる技術が身につきます。
こちらも、作文や小論文、文字数が指定された記述問題などに役立ちます。

作文の書き方と注意点についてもっと知りたい方はこちら
高校入試の作文の書き方と注意点|カンタン早わかりガイド!

小論文の書き方についてもっと知りたい方はこちら
高校入試の小論文の丸わかり完全攻略ガイド!|模範解答例・解説付き

4. 読書感想を書く

短編小説やエッセイを読んで、その感想を400字以内に簡潔にまとめます。
感想を書くときは、印象に残ったシーンや登場人物について、自分の考えや感じたことを具体的に書くようにします。これにより、自分の意見を持って文章を書く練習になります。

読書感想文を上手に書く方法についてもっと知りたい方はこちら
読書感想文の書き方|簡単丸わかりガイド!テンプレート付き

5. 物語の登場人物の性格分析

教科書の文章や読んだ本の登場人物について、性格や行動の特徴を分析し短い文章でまとめてみます。
例えば、「主人公の行動から感じた性格や価値観を3つ挙げ、それぞれ具体的な場面を説明する」などが考えられます。これにより、人物理解が深まり、読解力や表現力が向上します。

6. 物語の続きを考える

教科書の文章や読んだ物語の結末を変えて、自分なりの続きを考えてみます。
例えば、主人公が違う選択をした場合の展開を考えて、その続きのストーリーを書いてみることで、創造力や文章力が鍛えられます。また、物語の構造を深く理解することにもつながります。

7. 敬語の練習

正しい敬語(尊敬語、謙譲語、丁寧語)を使った文章を作る練習です。
例えば、「お客様にお茶を出す時の言い方を考える」などのシチュエーションを設定し、相手に合わせた適切な敬語表現を学びます。敬語の使い方やそれぞれの違いを知り、使い慣れると、実生活でも役に立ちます。

8. 詩や俳句の作成

季節の言葉や自然の風景をテーマにした詩や俳句を作ってみます。
例えば、「春」をテーマにした俳句を作り、五・七・五のリズムを意識しながら感情や情景を表現する練習です。これにより、言葉の選び方やリズム感を養うことができます。また、字数に合わせなくてはいけないので、単語や熟語の理解にもつながります。

【理科】10分でできる自学ネタ8選

1. 植物の観察日記

身近な植物(例えば、庭の花や観葉植物、街路樹など)を観察して、成長の様子を記録します。
観察ポイントとして、葉の形、色、成長速度などを記録し、写真やスケッチを添えるとより理解が深まります。
植物の成長サイクルを知ることで、植物の生態や環境との関係をリアルに学ぶことができます。

2. 身近な物質の性質調べ

家庭にある身近な物質(砂糖、塩、重曹など)について、溶けやすさ、水との反応、色やにおいの違いなどを調べます。
簡単な実験を通じて、物質の性質や分類方法について理解を深めることができます。

また、水を凍らせたり、沸騰させたりして、氷、水、蒸気の状態変化を観察してみるのも良いでしょう。温度を測定しながら、固体・液体・気体の状態変化を視覚的に理解することで、物質の三態とエネルギーの関係を学ぶことができます。

3. 簡単な実験で学ぶ化学変化

家庭でできる簡単な化学実験(例えば、酢と重曹の反応)を行い、発生するガス(二酸化炭素)や変化の様子を観察します。
実験を通じて、化学反応の基本的な考え方や、安全な実験の仕方を学べます。実験結果をノートにまとめ、どうしてそのような変化が起こったのか考えることも大切です。

4. 天気の観察と記録

毎日の天気を観察して、気温、湿度、風向き、天気(晴れ、曇り、雨など)を記録する観測日記をつけます。
これにより、天気の変化や季節の移り変わりを理解することができます。また、天気図を調べて天候を予測してみると、気象の知識もより深まります。

5. 磁石と鉄の実験

磁石を使って、鉄を含むものと含まないものを仕分ける実験を行います。
例えば、クリップや釘はくっつくけれど、アルミホイルやプラスチックはくっつかないことを確認し、磁石の性質や、鉄を含む物質の特徴について学ぶことができます。

6. 人体のしくみ調べ

中学1年生の学習内容に沿って、人体の基本的なしくみ(例えば、消化の流れや呼吸の仕組み)について調べ、図にまとめます。
各消化器官の名称や働きを理解し、どのように食べ物がエネルギーに変わるかを学びます。

7. 太陽と月の観察

太陽の位置や月の満ち欠けを観察し、記録します。
例えば、同じ時間に太陽や月を観察して、その位置や形の変化をノートに記録することで、天体の動きについての理解が深まります。また、月の満ち欠けの名前を覚えたり、その周期を学んだりするのも良いです。

8. 電気回路の基本を学ぶ

簡単な電気回路を作ってみて、電池、導線、豆電球を使った電気回路のしくみを学びます。
直列回路と並列回路の違いや、それぞれの特徴を理解することで、電気の流れについての基礎知識が身につきます。

【社会】10分でできる自学ネタ8選

1. 日本の都道府県マップ作り

日本の都道府県を白地図に書き込んで、自分で都道府県の位置や名前を覚える練習をします。
各都道府県の特徴や有名な場所、特産品なども簡単に調べて記入すると、地理の理解が深まります。
また、各都道府県の県庁所在地、主要な都市、政令指定都市なども同時に覚えていくと良いでしょう。

2. 地形図を使った日本の地形の学習

日本の主要な地形(山脈、川、平野、盆地など)を地図上で確認し、名前や位置を覚えます。
地形図を見ながら、各地域の地形の特徴や、その地形が人々の生活にどのように影響しているかを考察しましょう。また、各地形でとれる農作物なども同時に調べてみるのも良いでしょう。

3. 日本の産業の基本を学ぶ

日本の主な産業(農業、工業、漁業、サービス業など)について、それぞれの特徴や代表的な地域、産物を調べます。
例えば、米の生産が盛んな地域や、工業が発展している地域(工業地帯やコンビナート)を調べると、産業と地域の結びつきが詳しく理解できます。

4. 日本や世界の気候区分とその特徴を学ぶ

日本や世界の気候区分や気候名について、それぞれの特徴や地域ごとの違いを学びます。
気温や降水量のデータを簡単にまとめて比較すると、各地域の気候の違いが理解しやすくなります。それぞれを分かりやすく表にまとめておくと、復習する時に便利です。

5. 歴史人物の年表作り

日本史や世界史に登場する歴史人物の時代年表を作成し、各人物の主な出来事や功績をまとめます。
年表を作ることで歴史の流れをつかみやすくなり、人物の関連性も理解しやすくなります。
また、日本史と世界史の年表を並列して作成しておくと、日本の時代と世界の時代との関連性や歴史的な繋がりもイメージしやすくなり、非常に役立ちます。

6. 世界地図を使った主要国の位置と特徴の学習

世界地図を見ながら主要な国(アメリカ、中国、EUなど)の位置を覚え、それぞれの国の基本的な特徴(首都、主要都市、人口、主な産業など)を調べます。
これにより、世界の国々への興味を高め、地理的な知識を広げることができます。
また、同時に世界各地の海の名前や山脈の名前などを調べておくと、さらに理解が深まるでしょう。

7. 簡単な政治・経済の基礎を学ぶ

日本の政治の仕組み(内閣、国会、地方自治など)や、経済の基本(消費、貯蓄、投資など)について簡単に調べてまとめます。
例えば、「政府や地方自治体の役割」「選挙制度」「衆議院と参議院の制度」「株価の仕組み」など、身近なテーマから学び始めるとわかりやすいです。
これらは公民で学ぶ知識なので、中学1年生では範囲外になりますが、興味があれば是非チャレンジしてみてください。

8. ニュース記事を使った時事問題の学習

最近のニュース記事から興味が沸いたものを1つ選び、その内容を簡単にまとめます。
なぜそのニュースが重要なのか、自分の意見も書き添えると、時事問題への理解が深まります。特に、社会科で学んでいるテーマ(環境問題、国際関係など)に関連するニュースを選ぶと、より実践的な学びとなります。
新聞であれば、最後のページに書かれている社説(天声人語など)などを毎日読んでみることも良いでしょう。これらは、推薦入試で行われる面接、作文・小論文の対策にもなります。

高校の面接でよく聞かれる10種類の質問と回答例についてもっと知りたい方はこちら
高校の面接でよく聞かれること|10種類の質問と回答例をご紹介!

高校受験でよく出る作文のテーマ10選についてもっと知りたい方はこちら
高校受験でよく出る作文のテーマ10選|出題例と解説付き!

高校受験でよく出る小論文のテーマについてもっと知りたい方はこちら
高校受験でよく出る小論文のテーマを詳しく解説|中学生必見!

自学することの5つのメリット

自学は自分で学ぶことを主体的に進める学習方法で、学校の授業だけでなく、自宅や図書館などで自主的に取り組む学習です。
自学には多くのメリットがあり、中学1年生の皆さんが学習習慣をつけるためにも非常に有効です。以下に、自学をすることで得られるメリットについて詳しく解説します。

1. 自己管理能力が向上する

自学を進める中で、自分で時間を決めて学習する習慣が身につきます。
例えば、1日30分だけでも勉強する時間を決め、それを守ることが大切です。このように学習時間や学習内容を自分でコントロールすることで、自己管理能力が自然と養われます。
自己管理能力は、勉強だけでなく、将来の仕事や生活全般にも大いに役立つスキルになります。

2. 学習の定着度がアップする

自学は、自分のペースで何度も繰り返し学習することができるため、学習内容の定着度が高まります。
授業だけでは理解しきれなかった部分も、分かるまで繰り返し深掘りできるので、より深く理解することができます。例えば、苦手な科目の問題を繰り返し解くことで、確実に解けるようになる感覚を得ることができます。
また、勉強には暗記が付きものですが、自学により暗記を多くすることができ、テストの点数にも直結していきます。

効率的な暗記の方法についてもっと知りたい方はこちら
効率的な暗記の方法とは?|苦手な暗記を克服するオススメ8つの方法

3. 学習習慣が身につく

自学を習慣化することで、学ぶことが日常の一部となります。最初は短い時間でも、毎日続けることにより家庭学習の習慣が自然と身につきます。
これにより、学期末の試験前だけでなく、日常的に学習に取り組むことができるようになり、長期的な学力の向上につながります。
学習習慣が身に付くと、勉強が「やらなければならないこと」ではなく、「当たり前にやること」となり、「勉強しなくては。。」といったストレスも減っていきます。

4. 問題解決能力が強化される

自学を通して、自分で課題を見つけ解決する力が養われます。
例えば、勉強中にわからない問題にぶつかったとき、まず自分で調べて解決しようとすることが大切です。この過程で、問題解決の手順や考え方を養うことができ、応用力も身につきます。
これらの力は、学問の枠を超えて、日常生活や将来の様々な場面でも役立つスキルです。

5. 継続することで自信がつく

自学を継続していると、小さな成功体験を積み重ねることができます。
例えば、昨日できなかった問題が今日は解けるようになるなど、日々の進歩を感じられることが自信につながります。
自分の実力が上がっていることを実感することで、さらに積極的に学習に取り組む意欲が湧き、ポジティブな学習サイクルが生まれます。
自分の努力が成果として実感できることは、学習のモチベーションを高める大きな要素です。

勉強のモチベーションを上げる方法についてもっと知りたい方はこちら
勉強のモチベーションを上げる方法|短期戦向き7選と長期戦向き6選

学習効果の高い自学の選び方6選

自学を効果的に進めるためには、学習内容の選び方が非常に重要です。
ただ勉強するだけでなく、学習効果を最大限に引き出すための工夫をすることで、より効率的に成果を上げることができます。ここでは、学習効果の高い自学の選び方について詳しく解説します。

1. 興味・関心がある内容を選ぶ

自学を続ける上で最も大切なのは、興味や関心を持って取り組める内容を選ぶことです。
興味があることは学ぶ意欲が湧きやすく、楽しく取り組めるので、自然と集中力も持続します。例えば、歴史が好きなら、自分が興味のある時代や人物について調べてまとめると、ただの暗記とは違って楽しく学習できます。
興味のある内容から始めることで、学習のハードルが下がり、続けやすくなります。

2. 自分の苦手分野に焦点を当てる

自分の苦手分野を克服することも、自学の効果を高める大きなポイントです。
苦手分野はどうしても避けがちになってしまいますが、敢えてそこを重点的に学習することで、総合的な学力向上につながります。
例えば、数学の計算ミスが多い場合は、計算問題を集中的に練習するなど、ピンポイントで苦手を克服する学習に取り組むと効果的です。苦手分野が得意になれば、テストの点数にも直結しやすいです。

3. 目標を明確にする

学習を始める前に、目標を明確に設定することも効果的な自学の選び方の一つです。
「今日は漢字を10個覚える」「数学の計算問題を20問解く」など、具体的で達成可能な目標を設定すると、何をするべきかが明確になります。
目標があると、達成感を得やすくなり、次の学習へのモチベーションにもつながります。目標は、小さなものから始めて、少しずつ難易度を上げていくと良いでしょう。

4. 短時間で終わる内容を選ぶ

自学は短時間で完結するものを選ぶと、集中力を切らさずに取り組めます。
例えば、10分程度で終わる英単語の書き取りや、1ページ分の読解問題など、なるべく短時間で達成できる課題を選びましょう。
長時間かかるような内容だと途中で疲れてしまいがちですが、短時間で終わる課題ならやり遂げやすく、達成感も得られやすいです。

5. 学んだことをアウトプットできるものを選ぶ

自学ではインプットだけでなく、アウトプットできる内容を選ぶことも重要です。
学んだことや覚えたことを実際に使ったり、図や表にまとめたりすることで、知識がしっかりと定着します。
例えば、英語の単語を覚えた後に、その単語を使って短い英文を作ったり、社会や理科で学んだことを自分なりに分かりやすくまとめたりすることが効果的です。
アウトプットの学習を取り入れることで、学習内容が記憶に残りやすくなります。

6. 達成度を確認できる内容にする

学習の効果を実感するためには、達成度を確認できる内容を選ぶことも大切です。
例えば、間違えた問題にチェックを入れて次回の学習で再挑戦する、テスト形式のアプリで定期的に成績を確認するなど、進捗が目に見える形にすることで、自分の成長を感じることができます。
達成度を確認することで、「自分は成長している」と実感でき、学習への意欲も高まります。

まとめ

自学は、自分のペースで学習を進めることができる非常に有効な学習方法です。
様々な工夫を取り入れ、自学の習慣を身につけることで、自己管理能力や問題解決能力も向上し、自信を持って学習できるようになります。
自学の継続と積み重ねが、やがて大きな成果として返ってくることを信じて、自分らしい学びを楽しんでいきましょう。

この記事を企画・執筆・監修した人

家庭教師のマスター教務部

この記事は、家庭教師のマスターを運営している株式会社マスターシップスの「家庭教師のマスター教務部」が企画・執筆・監修した記事です。家庭教師のマスター教務部は、教育関連で10年以上の業務経験を持つスタッフで編成されています。
家庭教師のマスターでは、家庭教師・受験・不登校・発達障害・学習方法・学校情報・教育・子育てをテーマに、お役に立ち情報を発信しています。

家庭教師のマスターについて

家庭教師のマスターの特徴

平成12年の創立から、家庭教師のマスターは累計2万人以上の子供たちを指導してきました。その経験と実績から、

  • 勉強大嫌いな子
  • テストで平均点が取れない子
  • 特定の苦手科目がある子
  • 自宅学習のやり方、習慣が身についていない子

への指導や自宅学習の習慣づけには、特に自信があります!

家計に優しい料金体系や受験対策(特に高校受験)にもご好評いただいており、不登校のお子さんや発達障害のお子さんへの指導も行っています。

もっと知りたい方はこちら

指導料金について

指導料:1コマ(30分)

  • 中学生:900円/1コマ
  • 小学1年生~4年生:800円/1コマ
  • 小学5年生~6年生:850円/1コマ
  • 高校生:1000円/1コマ

家庭教師マスターではリーズナブルな価格で高品質の家庭教師をご紹介しています。

2人同時指導の割引き|ペアレッスン

兄妹やお友達などと2人一緒に指導を受けるスタイルの「ペアレッスン」なら、1人分の料金とほぼ変わらない料金でお得に家庭教師の指導が受けられます!

※1人あたりの指導料が1コマ900円 → 1コマ500円に割引きされます!

もっと知りたい方はこちら

教え方について

マンツーマンで教える家庭教師の強みを活かし、お子さん一人ひとりにピッタリ合ったオーダーメイドの学習プランで教えています。
「学校の授業や教科書の補習」「中間・期末テスト対策」「受験対策」「苦手科目の克服」など様々なケースに柔軟な対応が可能です。

指導科目について

英語・数学・国語・理科(物理・生物・化学)・社会(地理・歴史・公民)の5科目に対応しています。定期テスト対策、内申点対策、入試対策・推薦入試対策(面接・作文・小論文)など、苦手科目を中心に指導します。

コースのご紹介

家庭教師のマスターでは、お子さんに合わせたコースプランをご用意しています。
ご興味のある方は、下記をクリックして詳細を確認してみてください!

無料体験レッスン

私たち家庭教師のマスターについて、もっと詳しく知って頂くために「無料の体験レッスン」をやっています。
体験レッスンでは、お子さんと保護者さまご一緒で参加して頂き、私たちの普段の教え方をご自宅で体験して頂きます。
また、お子さんの学習方法や課題点について無料のコンサルティングをさせて頂き、今後の学習プランに活かせるアドバイスを提供します。
他の家庭教師会社や今通われている塾との比較検討先の1つとして気軽にご利用ください!

\ 無料体験レッスン申込みはこちらから! /