【初心者向け】オンライン家庭教師のやり方|簡単丸わかりガイド!

公開日:2024年9月12日

このコラムでは、初心者向けにオンライン家庭教師の始め方や勉強の進め方について解説します。
必要な準備と機材、授業の進め方、効果を上げるポイントについてもご紹介しますので、これからオンライン家庭教師を始めたいと考えている方はぜひご一読ください。

オンライン家庭教師とは?

オンライン家庭教師とは、インターネットを通じて教師が生徒に指導を行うサービスです。
自宅にいながら、パソコンやタブレット、スマートフォンを使って、リアルタイムで教師とやり取りをしながら学習指導を受けることができます。
特に遠方や海外に住んでいる生徒や、忙しくて家庭教師を呼ぶ時間がない生徒にとって、オンライン家庭教師は便利な学習方法です。

1. オンライン家庭教師のメリット

オンライン家庭教師の最大のメリットは、場所を問わずに指導が受けられることです。
自宅や外出先からでも、インターネットに接続できれば学習が可能です。また、通学の必要がなく、交通費がかからないため、費用面でも負担が少なく済みます。
さらに、オンラインであれば指導時間も柔軟に調整できるため、忙しいスケジュールの中でも学習の機会を逃さずに済みます。

2. オンライン家庭教師のデメリット

一方で、オンライン家庭教師にはいくつかのデメリットもあります。
まず、オンライン家庭教師を始めるためには、最低限のインターネット環境が必要になります。自宅にインターネット環境や機材が整っていない場合は、新たな購入が必要になることがあります。(インターネット環境が不安定な場合、接続が途切れたり音声が聞こえにくくなったりすることがあります。)
また、画面越しの指導が、対面指導と比べてコミュニケーションが取りづらいと感じる生徒もいるでしょう。

3. オンライン家庭教師の指導内容

オンライン家庭教師の指導内容は、通常の学校の補習受験対策苦手科目の克服、さらには英検などの検定試験の対策まで幅広く対応しています。(※対面型の塾や家庭教師と変わりません。)
指導は生徒一人ひとりの理解度や学習ペースに合わせて行われるので、個別のニーズに応じた効率的な学習が可能です。
オンライン授業では、教師が画面を共有しながら説明したり、チャット機能を使って質問に答えたりすることで、双方向のやり取りを重視した個別指導が行われます。

4. 対象年齢や科目

オンライン家庭教師は、主に小学生から高校生までを対象としています。
科目については、国語、数学、英語、理科、社会といった主要教科は指導可能なことがほとんどです。(※対面型の塾や家庭教師と変わりません。)
学校の授業のフォローや受験対策に重点を置く場合が多いですが、英会話やプログラミング、アートや音楽といった専門的な科目に対応するオンライン家庭教師もあります。

5. 料金の目安

オンライン家庭教師の料金は、指導の内容や教師の経験、学年によって異なることが多いですが、一般的には1時間あたり4,000円〜8,000円程度が目安です。
ただし、受験対策のような高度な指導が必要な場合や、プロ家庭教師を選ぶ場合はさらに料金が高くなる傾向があります。

オンライン家庭教師の料金と相場についてもっと知りたい方はこちら
「オンライン家庭教師の料金と相場|4つのタイプ別に解説します!」

オンライン家庭教師のやり方|必要な準備と機材について

オンライン家庭教師を始めるためには、いくつかの準備と機材が必要です。
ここでは、スムーズなオンライン学習を行うための基本的な準備と機材について説明します。

1. パソコンやタブレットの準備

オンライン家庭教師には、パソコンやタブレット、スマートフォンが必要です。
画面が大きく、操作がしやすいパソコンやタブレットを使うのが一般的ですが、持ち運びや場所を選ばずに使えるスマートフォンでも可能です。
いずれのデバイスも、できるだけ新しいもので、処理速度や性能が十分であることが望ましいです。これにより、オンライン授業中に動作が遅くなることを防ぎ、ストレスなく学習が進められます。

2. インターネット接続の確認

オンライン授業では、インターネット接続が不可欠です。
Wi-Fi環境での利用が一般的ですが、接続が不安定な場合は有線LAN接続を検討しましょう。
ビデオ通話の接続テストを事前に行い、音声やビデオがスムーズに動作するかどうかを確認しておくことが大切です。これにより、授業中の通信トラブルを未然に防ぐことができます。

3. カメラとマイクの設定

オンライン授業では、教師と生徒が画面越しにコミュニケーションを取るため、カメラとマイクの設定も重要です。
パソコンやタブレットに内蔵されているカメラやマイクで十分な場合がほとんどですが、より高品質な映像や音声が求められる場合には、外付けのウェブカメラやマイクを用意するとよいでしょう。
また、周囲の雑音を減らすために、ノイズキャンセリング機能があるイヤホンやヘッドセットを使用することもお勧めです。

4. 使用するアプリの確認

オンライン家庭教師では、ZoomやGoogle Meet、Skypeなどの無料ビデオ通話アプリを使用することが多いです。会社によっては独自のビデオ通話システム(有料)を利用している場合もあり、事前にどのアプリを使うのかを確認し、インストールしておきましょう。
また、アプリの基本的な操作方法を理解しておくことで、授業中にスムーズに対応できます。画面共有機能やホワイトボード機能、チャット機能や録画機能など、便利なツールの使い方も練習しておくと安心です。

オンライン家庭教師のやり方|授業の進め方について

オンライン家庭教師の授業をスムーズに進めるためには、いくつかの基本的な方法と準備が必要です。ここでは、オンライン授業の進め方について解説します。

1. オンライン家庭教師の開始方法

オンライン授業を始める際は、事前に指導日時と使用するアプリ(Zoom、Google Meet、Skypeなど)を決めておきます。
授業開始の数分前にインターネットに接続し、アプリを立ち上げておきましょう。
教師からの招待リンクを受け取ったら、それをクリックしてオンライン授業に参加します。ログイン時には、音声やビデオの設定を確認し、問題なく接続できるようにしておくことが大切です。

2. ビデオ通話で行う対面授業

ビデオ通話での対面授業は、オンライン家庭教師の基本的な形です。
教師と生徒が、お互い顔を見ながらコミュニケーションを取り、理解度を確認しながら授業を進めていきます。
教師が教材の画像やスライドを画面共有しながら解説を行い、生徒は質問があればその場で直接尋ねることができます。この方法は、対面での授業に近い感覚で進められるため、特に初めてオンライン授業を受ける生徒に適しています。

3. 手元の教材やノートを写して行う授業

オンライン授業では、手元の教材やノートをカメラに写して行う方法も可能です。
教師が問題を解く過程(途中式や図を使った説明など)を見せたり、生徒が自分のノートに書き込んだ内容を教師に見せたりすることで、リアルタイムで指導を受けることができます。
この方法は、紙媒体のテキストやノートに直接書き込む場合に利用されることが多く、特に数学や理科のような計算や図を描く場面で効果的です。
また、授業の内容に合わせて、手元を映すカメラの角度や高さを調整するとより分かりやすくなります。

4. お互いの顔と手元を両方写して行う授業

お互いの顔と手元の両方を写す授業では、顔の表情で理解度をお互い確認しながら、手元のテキストやノートの書き込みを同時に確認することができます。
これにより、教師は生徒がどのように問題を解いているのか、どの部分でつまずいているのかを確認しつつ、同時に、生徒がちゃんと理解できているかどうかを表情で確認することもできるので、最もスムーズに授業が進みます。
この方法をとるには、「パソコンとタブレット」または「タブレットとスマホ」など、複数のデバイスでアプリにログインする必要があります。
また、手元カメラ(市販で5,000〜10,000円程度で購入可能です)をパソコンに接続しておき、お互いの顔を写す時はパソコンのカメラを使用し、手元を写したい時は手元カメラに切り替える、といった工夫をすることで、同じような環境を作ることもできます。

オンライン家庭教師の効果を上げる4つのポイント

オンライン家庭教師の効果を最大限に引き出すためには、いくつかの工夫が必要です。ここでは、効果を上げるための4つのポイントについて説明します。

1. 先生の相性を妥協しない

対面型の塾や家庭教師でも同様に言えることですが、オンライン家庭教師の効果を高めるためには、教師との相性が非常に重要です。
授業の進め方や説明の仕方、生徒とのコミュニケーションの取り方などが、自分に合っているかどうかを必ず確認しましょう。
最初の数回の授業で、相性が合わないと強く感じた場合は、遠慮せずに別の教師を試してみることが大切です。生徒に適した学習環境を作るためにも、相性の良い教師を見つけることが効果を上げるポイントとなります。

2. 学習に集中できる環境を用意する

オンライン家庭教師は、自宅で授業に参加することになるので、学習に集中できる環境を整えておくことが重要です。
テレビの音や家族の声が聞こえない静かな部屋を選び、授業の音声や画面に集中できる環境を作りましょう。また、Wi-Fiの電波が弱い場所は避け、インターネット接続が安定している場所を選ぶことも大切です。
慣れるまでは画面越しの授業で目が疲れることもあるので、定期的に休憩を挟みながら、長時間の集中が続くように工夫しましょう。

3. 教わりたいことを事前に共有する

オンライン授業を効果的に進めるためには、事前に学びたい内容や教えて欲しい問題を教師と共有しておくことが大切です。
共有する方法としては、教わりたい学習課題をスマートフォンで写真を撮り、その画像をメールなどで送っておく方法が手軽で簡単です。
これにより、教師は指導する内容をあらかじめ準備しておくことができるので、授業時間を有効に活用できます。

4. ホワイトボードや録画機能を活用する

オンライン授業の中で、ビデオ通話アプリに付属しているホワイトボード機能や録画機能を活用することで、理解がより深まりやすくなります。
ホワイトボード機能を使うことで、図や式を描いて説明を受けることができ、視覚的な学習効果が向上します。
また、授業を録画しておけば、復習時に何度でも見返すことができるため、学習内容をしっかりと定着させることができます。
オンライン授業に慣れてくると、これらのツールを積極的に活用することができるようになるので、場面によっては「むしろ、対面よりオンラインの方がやりやすい!」と感じることもあるでしょう。

まとめ

オンライン家庭教師は、場所や時間の制約を超えて学べる柔軟な学習方法です。
オンライン授業の効果を最大限に引き出すためには、準備や環境の整備、適切なツールの活用といった工夫をすることがポイントです。
今回ご紹介した内容を参考に、自分に合ったオンライン家庭教師のスタイルを見つけ、充実した学習を進めていきましょう。

この記事を企画・執筆・監修した人

家庭教師のマスター教務部

この記事は、家庭教師のマスターを運営している株式会社マスターシップスの「家庭教師のマスター教務部」が企画・執筆・監修した記事です。家庭教師のマスター教務部は、教育関連で10年以上の業務経験を持つスタッフで編成されています。
家庭教師のマスターでは、家庭教師・受験・不登校・発達障害・学習方法・学校情報・教育・子育てをテーマに、お役に立ち情報を発信しています。

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