家庭教師と塾、結局どっちが安い??|かかる料金を徹底比較!
公開日:2024年2月6日
塾・家庭教師を検討しているけど、料金が気になる。。安ければ安いほど嬉しいけれど、安かろう悪かろうでは困る。そんな方に必見です!塾・家庭教師で実際にかかる料金をジャンル別に徹底比較!
是非、塾・家庭教師選びの参考にしてみてください。
家庭教師と塾の料金体系・相場
1. 家庭教師の料金システム・相場について
家庭教師センターの場合
「家庭教師センター」と一口に言っても、学校の補習を目的とした家庭教師センターから、進学校に通うお子さんなどを対象とした家庭教師センターまで幅広く存在します。一般的な相場としては、前者は月額2〜3万円程度、後者は月額3〜5万円程度かかるのが相場となります。
家庭教師の選抜をセンターで行うため、入会金が2万円前後かかるのが一般的で、先生が家に来るための交通費が実費でかかります。交通費は会社ごとに上限が定められているのが一般的です。
月の指導回数や1回の指導時間、生徒の学年によっても金額は変動し、入会金・月謝・交通費以外にプラスαで費用がかかるケースが少ないことが特徴です。
個人契約の場合
個人契約の家庭教師では、料金設定は家庭教師と家庭との直接の交渉によって決定されます。そのため、家庭教師の経験や能力、教える科目・内容によって大きく料金は変動します。一般的な相場としては、60分間の授業で3,000円から6,000円程度が目安とされています。また交通費は実費で全額支払いが一般的です。需要と供給のバランスや地域によって価格差もあるようです。
2. 塾の料金システム・相場について
進学塾の場合
進学塾は、難関私立受験などを考えている生徒を対象に、難易度の高い授業を展開していきます。授業料は月謝制が一般的で、相場としては月額で3万円から5万円程度と幅広い設定があります。月謝は学年が上がるごとに高くなっていくことが多く、月謝の他に、入会金、テキスト代、施設費、講習代、などがかかります。講習は合宿形式で行われることも多く、1回の講習・合宿で10万〜20万円程度かかることも珍しくはありません。
個別指導塾の場合
個別指導塾は、1対1から1対3くらいまでの、小人数で指導を行うことが特徴です。こちらも月謝制が一般的で、月額で2.5万円から4万円程度が一般的な相場とされています。進学塾と同様に、月謝の他に、入会金、テキスト代、施設費、講習代、などがかかります。個別指導塾は、高校受験の生徒を対象にしていることが多く、講習代の相場としては、中1〜中2だと1回5〜7万円程度。中3だと7〜15万円程度が一般的です。
補習塾の場合
補習塾は、学校の補習や補完教育を提供するための塾です。10〜20名ほどの集団で授業を行います。料金体系は、主に月謝制が一般的で、月額で2万円から3万円程度が相場とされています。進学塾・個別指導塾と同様、月謝の他に、入会金、テキスト代、施設費、講習代、などがかかります。講習代の相場は小学生が1回2〜4万円。中1〜中2が4〜6万円。中3が5〜10万円といったところでしょうか。
「家庭教師 vs 塾」の料金比較|結局どっちがお得で安い?
1. 毎月の金額はいくらになるの?
まずは毎月の料金から比べていきましょう。難関私立受験などハイレベルな学習を希望されている生徒さんの場合は、家庭教師、進学塾ともに月額3〜5万円程度が相場となるので、月の負担は同程度となります。
学校の補習や公立受験を希望されている生徒さんの場合は、家庭教師や補習塾だと月額2〜3万円程度。個別指導塾だと月額2.5〜4万円程度となります。
2. 交通費・講習代・テキスト代・施設費・模試代などの追加費用にも注意!
次に月謝以外にかかる費用を考えていくと、家庭教師の場合は講師の交通費がかかります。1回あたり往復500〜800円程度が一般的なので、月に2000円〜5000円程かかるイメージでしょうか。
家庭教師の場合、月謝以外にかかるのは交通費のみということが多いですが、塾の場合は、月謝以外に諸々の費用が発生するのが一般的です。テキスト代、施設費、模試代などはそれぞれ年に1〜3回ほどで数千円〜数万円程度がかかります。最も大きいのは講習代で、塾ごとや生徒の学年によってかなり違いはありますが、平均すると1回の講習で約5万〜12万円程度かかるのが相場となります。
3. まとめ|「家庭教師 vs 塾」どちらがお得なのか?
上記の通り、どのジャンルの家庭教師や塾を選ぶかにもよりますが、月謝だけで見ると家庭教師と塾にそこまでの金額の差は無いように思われます。若干塾の方が高いように思われますが、家庭教師の場合交通費がかかることを考慮すると、やはり月額としては同程度でしょう。
大きな違いとしては、月謝以外にかかる費用となります。塾の場合は講習代をはじめ諸々の費用が年間で約15万〜30万円程度かかります。これは月にならすと、月額1.2万〜2.5万円となります。
よって、「どっちが安い?」というテーマでは家庭教師に軍配が上がることになりそうです。
しかし、冒頭でも記述した通り「安かろう悪かろう」では意味がありません。
そこで次は、家庭教師と塾それぞれのメリット・デメリットなど、内容的な面も考慮したうえで、本当にどちらがお得なのか!を比較・検討をしていきましょう!
家庭教師と塾のメリットとデメリット
1. 家庭教師のメリット
家庭教師の最大のメリットは、密度の濃いマンツーマン指導が受けられる点です。生徒一人ひとりの学習スタイルやペースに合わせて授業を進めることができ、個別のニーズに応じてカスタマイズされた指導を受けることができます。生徒一人ひとりに専属の家庭教師がつくため、教師側も、生徒がどこを理解していてどこが理解できていないのかが手に取るように分かります。それにより指導も、生徒が理解できている箇所は飛ばし、理解できていない部分だけを重点的に指導していくことが可能となります。
結果、複数人を対象に指導する場合に比べ「指導時間に対する勉強効率」はかなり上がります。
また、生徒と家庭教師の信頼関係が深まりやすく、質問しやすい環境を作ることができるのも大きな利点と言えるでしょう。分からないことをその場ですぐに聞けるという環境は、生徒が勉強を進めるうえで大きなメリットとなります。
また少し別の角度にはなりますが、生徒の好みや相性に合わせて、教師を自由に変えられるというのもメリットだと言えます。生徒目線に立った時に、「誰に教わるか」はとても重要な要素です。「苦手な先生の教科が嫌いになってしまった」ことや「好きな先生の教科が得意になった」などは、誰しも1度は経験したことがあることでしょう。相性ピッタリの先生に教わることで、生徒のやる気が向上し、指導内容もより生きてくるというものです。
2. 家庭教師のデメリット
家庭教師のデメリットの一つに、生徒がマイペースになりやすい。ということが挙げられます。家庭教師の指導では、周りに生徒がいません。そのため「競って伸びる」タイプの生徒の場合、伸びづらくなってしまう恐れがあります。
学習がマイペースになりすぎないよう、日々の学習計画をしっかり立て、実行に導いてくれるような会社を選ぶことが重要になります。
また、かかえている家庭教師の人数が少ない会社の場合、教師の選定に時間がかかったり、相性の合う教師が中々見つからない場合もあり、それが学習効果に影響を及ぼすことがある点も考慮するべきと言えます。問い合わせをした際に、かかえている家庭教師の人数や、選抜までにどれくらいの時間を要するかは必ず確認するべき事項です。通常、教師の選抜は1週間〜2週間程度で終わります。それよりも大幅に選抜に時間がかかるような場合は、家庭教師の人数が少ないと判断して良いかと思います。
またデメリットと言えるかは分かりませんが、塾と違い、実際の校舎(本部)の様子を見ることが出来ないという点は、少し心配な点ではあるかもしれません。
しかし、たいていの家庭教師センターでは、塾と同じように「無料体験」を受けられることがほとんどです。最初の無料体験の際は、生徒との相性などが全く分からないため、「本部スタッフ」が来ることがほとんどです。なので、そこで来た本部スタッフの様子や話から、本部の体制や雰囲気を推しはかるようにすることが大切です。
3. 塾のメリット
塾の最大の魅力は、複数の生徒が同じ教室で学習することによって生まれる「集団学習の効果」です。他の生徒と切磋琢磨することで、競争意識が芽生え、モチベーションが向上します。この環境においては、互いに刺激しあいながら、理解が深まりやすくなります。
また、塾はあらかじめ決められた年間のカリキュラムに沿って授業が進んでいくため、生徒本人の好き嫌いや得意不得意に左右されず、決まったペースで半強制的に学習を進めていけるという点も挙げられます。授業の内容としても、生徒が問題を解き、それを先生が解説していく。といった流れを繰り返し行うため、充分な問題演習量により応用力も付きやすくなります。
さらに最近では、自習室等が整備されているような塾も多く、静かで集中しやすい環境で学ぶことができます。自宅では難しい外部の刺激を遮断し、効率的に学習に集中できるため、生徒は学習意欲を高めることができます。
4. 塾のデメリット
塾のデメリットとしては、集団塾・個別塾に関わらず固定されたカリキュラムに沿って授業が展開されるため、個々の理解度や進度に合わせた効果的な指導が難しいという点です。進度が速すぎて理解しきれないと感じる生徒もいれば、逆に理解できている分野が出てきてしまい、物足りなさを感じる生徒もいるでしょう。
そして一部の生徒にとっては、塾の集団学習環境がストレスを引き起こすこともあります。競争意識が過剰になり、他の生徒と比較されることによるプレッシャーや、理解できないまま授業が進んでいく焦りがストレスとなる可能性があります。
また、授業を受けられる曜日・時間が決まっている。そしてその決まった日時に毎週通う必要がある。という点もご家庭や生徒さんによってはデメリットとなります。部活や他の習い事とうまく時間が合わなかったり、勉強があまり好きではない生徒さんにとっては、勉強をするためにわざわざ「塾まで通う」ということ自体がおっくうになってしまい、行き渋りが起きてしまうこともあります。
まとめ|選び方のポイント!
1. 成果が出るのはどちらか?を考える
塾や家庭教師をやる最大の目的は「成績を伸ばす」ことです。いくら料金が安かったとしても、全く成果が出なければそれは全て無駄な金額・時間となってしまいます。
また、「勉強したのに成果が出なかった」という経験は、生徒の今後の学習にとって大きなマイナス要素となってしまいます。
塾・家庭教師選びの際は、まず「成果が出るのはどちらか」を第一の優先事項として選ぶことが重要となります!
2. ご家庭の予算に合った選択をする
生徒さんに合った勉強方法・環境を選択することはもちろん大切なことですが、やはり勉強はそれなりの期間続けて初めて成果の出るものです。なので、予算的に継続可能な塾・家庭教師を選択することも、最終的に成果を出すうえでは重要となります。
長期休みに入った際の料金や、学年が上がった際の料金など、今後中長期的にかかってくる金額をしっかりと把握したうえで、選択をするべきと言えるでしょう!
3. お子さんのタイプに合わせた選択をする
生徒には一人ひとり個別の学習スタイルがあります。集団で切磋琢磨することにより伸びる生徒もいれば、自分の分からない所をじっくり習うことにより伸びる生徒もいます。
勉強に対して前向きで、「もう自分の弱点は把握できている」「ドンドン新しいことを学びたい!」という生徒さんは塾で伸びやすいタイプ。一方、勉強があまり好きでは無く「勉強のやり方が分からない」「習慣がついていない」という生徒さんは家庭教師で伸びやすいタイプと言えるでしょう。お子さんごとの特性に合わせた塾・家庭教師選びをしていくことが重要と言えます!
4. お子さんのスケジュール(部活・習い事)に合わせた選択をする
塾・家庭教師を検討している。ただ、部活や他の習い事との兼ね合いで、指導を受けられる日時が物理的に限られている。というご家庭も多くいらっしゃいます。部活や習い事を無理矢理削って勉強の時間に充てることによって、お子さんのやる気が損なわれてしまうことも多々あります。塾・家庭教師選びの際には、無理の無いスケジュールで指導を受けられる所を選ぶべきと言えます。
部活や習い事の関係で指導を受けられる日時が限られている。スケジュールが固定されておらず、他の予定に合わせて柔軟に指導を受けたい。というようなご家庭は、家庭教師が向いていると言えるでしょう!
5. 無料体験授業を活用してみよう!
料金体系、指導可能日時、学習内容などを確認したら、最終的には「無料体験」を受けてみることをおすすめします! 最近ではどこの塾も家庭教師も「無料体験」を実施していることがほとんどです。「料金等の物理的な部分」と「実際に体験してみた肌感」をトータル的に判断することによって、お子さんとご家庭にとってベストな塾・家庭教師がきっと見つけられることでしょう!
家庭教師のマスターについて
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