栃木県  入試の仕組み 超・早わかり

推薦入試
私立
公立(特色選抜)
一般入試
私立
公立

推薦入試

1 推薦入試とは?

調査書(内申書)」の評価が主で、そのほかに面接や小論文、推薦書などで合否が決まる試験のことです。一般的には、試験当日に教科の筆記試験がないことが多いです。推薦入試は、一般入試よりも早い時期に行われるので、推薦が不合格でも一般入試で再挑戦ができるというメリットもあります。

  • 栃木県では、県立高校でも似たような仕組みの「特色選抜」が採用されています。

2 推薦入試の種類

合格したら必ずその高校に入らなければならない「単願」が基本ですが、第一志望(公立)が合格したときにはそちらに入れる「併願」が可能なところもあります。そのほか推薦入試の種類には、スポーツに秀でた生徒が対象の「スポーツ推薦」、ある分野で優秀な成績を収めた生徒が対象の「一芸推薦」などもあります。

公立 「特色選抜」とは?

面接や作文、小論文、学校独自の検査などで合否が決まります。いわゆる「自己推薦」と呼ばれる形式なので、出願の際には「志願理由書」を自分で作成します。特色選抜の定員の割合は、主に学校・学科の定員の30%程度が上限となっています。

3 推薦入試を受けるには?

主に私立になりますが、自分の中学校の先生に「推薦入試を受けたい」と相談して、先生が了解すれば受けることができます。ただし高校ごとに、内申の数値や出欠席の状況などの「推薦の基準」が違いますので、まずは先生などに確認してみましょう。

一般入試

1 一般入試とは?

試験当日に行われる「学科試験」の結果を主に、合否が決まります。(内申書の評価も選定には加わります)。公立校は5教科(英語・数学・国語・社会・理科)で、私立は3教科(英語・数学・国語)にプラスして、面接が行われることが多いです。

2 一般入試の優遇制度

  • 高校によって、ある場合とない場合があるので確認しましょう。

専願優遇措置

「合格したら必ずその学校に入学する」と約束して願書を出すと、入試の得点に加点されるなどの優遇措置がとられます。

併願優遇措置

「公立高校の第一志望に合格できなかった場合には、必ず入学する」と約束した場合に、入試の得点に加点されるなどの融通措置がとられます。

令和7年度 栃木県 公立高校入試日程

1 全日制課程【一般選抜】

出願受付期間 令和7年2月19日、20日
学力検査実施日 令和7年3月6日
合格発表日 令和7年3月12日

2 全日制課程【特色選抜】

出願受付期間 令和7年1月30日、31日
面接等実施日 令和7年2月6日、7日 ※ 1日で行う学校は2月6日に実施する。
合格発表日 令和7年2月13日

3 定時制課程【一般選抜】

出願受付期間 令和7年3月12日〜14日
学力検査実施日 令和7年3月18日
合格発表日 令和7年3月24日

4 定時制課程【フレックス特別選抜】

出願受付期間 令和7年2月25日、26日
フレックス特別選抜 令和7年3月6日
合格発表日 令和7年3月12日

5 通信制課程

出願受付期間 令和7年3月12日〜14日、17日〜19日、21日、24日、25日
面接実施日 令和7年3月20日、26日
合格発表日 令和7年3月27日
参照:栃木県ホームページ「令和7(2025)年度県立高等学校入学者選抜関係諸日程について」

令和6年度 栃木県 公立高校調査書(内申書)

中学1年 中学2年 中学3年 計算方法
中学1年 45点 中学2年 45点 中学3年 45点 計算方法 [中1の9科目の評定合計]+[中2の9科目の評定合計]+[中3の9科目の評定合計]= (9×5)+(9×5)+(9×5) = 135点満点

栃木県の内申点換算方法は、
・中学1〜3年生の成績すべてが対象となる
が特徴となります。

栃木県 内申点計算機

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