中1から気が抜けない!合否を分ける「調査書(内申書)」

調査書(内申書)とは?

「この生徒は中学でこんな成績、生活態度でした」ということを志望校に伝えるための資料です。高校側が合否を判断する際の材料のひとつとなり、中学校の先生が作成します。

Q. どんなことが書かれるの?

主に以下のような内容が記載されますが、生徒自身や保護者に対しては原則的に非公開とされています。

調査書(内申書)に書かれる主な項目

  • 地域によって異なる場合があります
  • 1.
    名前などの基本情報
  • 2.
    中学校での成績
    ◎「評定」と呼ばれる9教科の5段階評価です。通知表の成績と考えてよいでしょう。
    都道府県によって、中3のみの成績だったり、中1~中3すべての成績だったりと記載される学年に違いがあります。あらかじめ確認しておきましょう。
  • 3.
    欠席日数やその理由
    私立高校の推薦入試の場合は、欠席日数が多いと出願できないこともあります。
  • 4.
    学校生活や特別活動について
    • 学級や生徒会、学校行事、部活動などについて(所属や活動内容など)
    • 中学校生活の様子
    • 先生のコメントによる評価など
▼調査書(内申書)の見本イメージ
調査書(内申書)の見本イメージ

Q. 高校入試ではどう使われるの?

調査書の内容を各都道府県ごとのルールで、合否判定用の点数に換算します。調査書の計算方法などは、各都道府県のホームページなどで入試情報の一環として公開されています。

Q. 調査書の点数(内申点)はどうしたら上がるの?

  • 1. 定期テスト
  • 2. 課題の提出
  • 3. 授業態度・学習態度

調査書の点数(内申点)は、学期ごとや学年ごとの積み重ねであるため、すぐには点数をあげることができません。
しかし、テストの点数だけでなく、普段の授業態度や課題の提出なども併せて先生は評価をしてくれます。
ですので、普段から授業態度・学習態度を意識しつつ、定期テスト対策を入念にしていくことが内申点アップの近道です。
テスト対策が心配な人は、マスターの先生や本部に相談をしてみましょう。

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